本格バターチキンカレーのレシピ
メインディッシュ
「どうやったらこんなに美味しくできるの?」
と、食べながら聞いたんですけど、スパイスの配合などは流石に詳しくは教えてくれませんでしたが、美味しく作るコツを教えてもらいました。
とは言え、書く物がないのでメモ書きなど出来なかったし結構前のことなので記憶も曖昧なのですが・・・f^^;
多分肝心な所だけは覚えている・・・筈
その中でも一番記憶に残っているのは「アクは取らない」と言う事w
「そんなウルサイ事言ってんの日本人だけヨ!」だって(笑)
というわけで、そのお店のスパイスが何を使っているかは分らないので、ワシの家にあるスパイスを適当に使って作ってみたらかなり美味しく仕上がったのでレシピを掲載します。
材料(2人分)
栄養価(1人分)
- カロリー:約565.5Kcal
- 脂肪分:約42.1g
レシピ(調理時間: 下処理: / 計:)
- 鶏モモ肉は食べやすい大きさに切ってから、バター10グラムを入れたフライパンで表面に軽く焦げ色が付く程度に焼きます。
本当はヨーグルトに漬けておくと良いのですが・・・
作ろうと思ったときにヨーグルトは無かったので今回は漬け込んでいません。
鶏肉を炒めたフライパンは、この後スパイスを炒めるのでそのまま洗わないでください。
鶏肉の旨みが残っていますので。
- 鶏肉に焼き色が付いたらフォンドヴォライユで20分ほど中火で煮ます。
毎度の如くワシの所では自家製フォンドヴォライユを使っていますが、無い方は水だけでも良いと思いますし、市販のトリガラスープで代用しても良いと思います。
ちなみにフォンドヴォライユとは、簡単に言うとトリガラスープの事で、フランス料理で良く使われる鶏ガラから取ったフォン(出汁)の事です。
煮ている間アクが出ますが、今回はアクは取りませんw
鶏肉を煮込んでいる間にスパイスを調合します。
画像はカルダモンで、右側が殻付き、左側の黒い粒がその中身(種)です。
ワシのところでスパイス関係は出来る限りホールのまま購入していますので、使う都度殻などを割ってから使用しています。
その方が香りが強く、煮込んでいる間にもその香りは失われません。
挽いてあるスパイスだと、どうしても香りが弱いので、沢山の量を使うことになります。
- 各スパイスを石臼に入れて挽きます。
ワシのところの石臼の場合、挽くというよりは「すり潰す」という方が正解かもw - カシューナッツも別にして細かい粉になるまで挽いておきます
- 鶏肉を炒めたフライパンにバター10グラムを入れてスパイスを香りが立つまで炒めます。
時間にして中火で3分程度かと思います。 - 炒め終わったら鶏肉を煮ていた鍋に入れます。
フライパンにはスパイスの残りと、鳥を炒めた時の旨みがまだ残ってますので、鶏を煮ている鍋のフォンをフライパンに少し入れて、旨みと残ったスパイスを木ベラでこそげ落として鍋に戻してください。
- スパイスを入れたらイチジクジャム、赤唐辛子、ホールトマト、塩を分量の半分強ほど入れ中火で煮込みます。
ちなみに今回使っているイチジクジャムは、先日作ったイチジクジャムです。
普通はチャツネなどを使いますけど、りんごジャムなどでも良いかと思います。 - 1時間程煮込んでから一旦火を止め、30分程そのまま休ませます。
- 食べる30分程前に粉にしたカシューナッツを入れて中火にし味見を見ながら塩で味を調えます。
- 最後にバター20グラムを溶かし入れて全体に馴染ませたら出来上がりです。
本当は時間が有ればナン等も作りたかったのですが・・・というかタンドリー釜がないから家庭でできるのはチャパティーですな。
今回は時間が無かったので、白米でいただきました。
(コンロで焼けるナンのレシピはこちらを参照してください)
最初はイチジクジャムの甘さとスパイシーな香りが来て鶏の旨みが口に広がり、最後にレッドペッパー(赤唐辛子)の辛味がじんわりと、そしてブワァっと来る何とも言えない「甘辛ウマ~!」なチキンカレーに仕上がります。
結構簡単に出来るので試してみてちょ!
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