蕨のアク抜きと長期保存!塩漬けワラビと塩ワラビの塩抜き手順

蕨のお浸し

蕨のお浸し

冷蔵庫を整理していたら、1年前の6月に岩手で採ってきたワラビの塩漬けを発掘!ww
少しだけ溶けていたけど大丈夫そうなので塩抜きして使いましたw
蕨のアク抜きって、普通の方は重曹や灰で行っていると思いますが、長期保存を目的とするなら塩漬けが簡単で良いです。
なんてったって、塩で漬け込むだけで灰汁も同時に抜けちゃいますので。
実はこの方法、毎年春や秋に岩手へ渓流釣りに行ってるのですが、春はともかくとして秋口でも旅館や食堂でワラビが出てくるので、親しくさせて頂いている元「中央食堂」のオヤッさんに聞いてみたんですわ。
そしたら
「この辺りでは春に沢山採れたワラビを塩漬けして保存してるんだよ!採ったやつをそのまま塩漬けすればアクも抜けるんだよ」
と教えていただいた物だったりします。
本来なら大きな樽にワラビが折れないように入れて塩を被せ、最後に重石をするそうなのですが、都会のマンション暮らしでは樽に漬けこむのは現実的ではないのでタッパーに漬けこんで冷蔵庫に仕舞っていたのです。
それを1年も放置してたって訳でしてf^^;
傷が入った所から溶ける様なので、折れないようにしっかりと漬けこめば、多分溶けるようなことは無いと思います。
てなわけで塩漬け手順と塩抜き手順です。

材料(ワラビを使用する分

前菜

栄養価(100g中)

  • カロリー:約15Kcal
  • 脂肪分:約0.1g

    【塩漬け保存用】

  1. ワラビ=適量
  2. 塩=ワラビが隠れる分量
  3. 【塩抜き用】

  4. 水=適量
  5. 酢=大匙1弱

ワラビの塩漬け(調理時間: 下処理: / 計:

  1. 採ってきたワラビの根元部分で硬い所を切り捨てます
  2. 先端の葉の部分を切り捨てます
  3. 出来るだけ折れない様なようにワラビが隠れる程度にに塩を塗して重ねていきます。
  4. 出来れば最後に重石をします。
  5. 水が出たら廃棄し、ワラビが塩から出るようなら塩を追加します。
  6. 1か月程経過すればアクは抜けて食べられるようになります。

塩抜き(調理時間: 下処理: / 計:

塩ワラビの塩抜き手順

蕨の塩漬けは、長期保存を目的としたワラビのアク抜き方法です。
上手に保存出来れば1年は日持ちします。
今回は塩抜き手順になります。




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  1. 塩漬けワラビを取り出し、流水で塩を洗い流します。
  2. 80度のお湯に大匙1杯程の酢を入れ良く混ぜ、塩を洗ったワラビを1時間漬けこみます。
  3. 1時間経過したら笊に空けて流水で軽く洗い、タップリの水に1時間漬けます。
  4. 1時間経過したら水を切り、再びたっぷりの水に1時間漬けます。
  5. 1時間後、もう一度1時間水に晒し、塩が抜けていれば塩抜きは完成です。

蕨のお浸し

蕨のお浸し

塩抜きしたワラビは、おひたしや煮物、その他に利用してください。
いつもならこの時期に岩手に行って、今頃イワナを釣ったり山菜を採ったりしているのですが・・・
今年は稼ぎが悪いので行けません(涙)
中央食堂のオヤッさんも待っててくれているみたいだし、秋口のキノコ狩りには行きたいなぁ・・・


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