ロシアの家庭料理ボルシチのレシピ
先日同居人がいきなり生のビーツを買ってきて何を言い出すかと思ったら、
「ビーツ買ってきたからボルシチ作って!」
って、オイ!ビーツだけじゃ出来ないだろうが!!!
と、冷蔵庫を見たらそれなりの食材があったので今回のレシピはロシアの家庭料理で赤い色が特徴の野菜スープ「ボルシチ」です(汗)
本来は時間を掛けて煮込むのですが、時間の都合で今回は圧力鍋で作りました。
つうか、ワシだってたまには忙しいのよ!!!
材料(2人分強)
- カロリー:約841Kcal
- 脂肪分:約46.6g
- 牛肉(モモ肉か肩肉)=300グラム
- ビーツ=2個
- 人参=1本
- 玉葱(大)=1個
- ジャガイモ(中)=2個
- キャベツ=200グラム
- トマト(大)=1個
- セロリ=50グラム程度
- フォンドボライユ=500cc
- 赤ワイン=200cc
- 赤ワインビネガー=大匙1
- ディルシード=少々
- 塩=適量(6~8グラム程度)
- 黒胡椒=少々
- 赤唐辛子=2本
- ニンニク(青森産6片種)=2粒
- サワークリーム=適量
- 無塩バター=20グラム
今回使用している調味料
フォンドボライユ=自家製フォンドボライユ
赤ワイン=シャトー勝沼 酸化防止剤無添加 赤ワイン 辛口 720ml瓶
赤ワインビネガー=カベルネソーヴィニヨン 赤ワインビネガー
塩=パハール岩塩
サワークリーム=中沢乳業サワークリーム
調理器具
ティファール クリプソ プルミエプラス6L(現行品はティファール クリプソ ミニット パーフェクト 6Lです)
レシピ(調理時間:)
- 牛肉は適当な大きさに切り分けて表面に黒胡椒と塩をして冷蔵庫で10分ほど休ませます。
- 10分ほど経ったら中火のフライパンで表面に若干焦げ色が付く程度に焼き固めます。
今回使っている牛肉はモモ肉か肩肉だと思います。
ってのは、冷凍庫に入っていて何も書いてなかったので正確な部位までわかりませんでした(汗)
そこそこサシの入ったおいしそうな牛肉でしたが・・・
多分同居人が実家から貰ってきた高級肉かとw
- 肉の表面が焼けたら、フォンドボライユ(トリガラスープ)と赤ワインを入れた圧力鍋に入れ、蓋をして中火にします。
画像の白く見える塊は、毎度の如く自家製フォンドボライユを冷凍ストックしておいた物です。
フォンドボライユが無い方は、水と塩分の無い市販のコンソメで宜しく! - 中火にして暫くすると圧力が掛かるので、弱火にして5分程度煮込みます。
5分経ったら火を消して圧力が抜けるまで放置。
- 1度目の圧力を掛けているうちに野菜類を準備します。
生ビーツの半量は画像のようにザックリとした千切りにし、残りの半分はフードプロセッサーやジューサーなどでピュレ状にします。
玉葱は4等分、人参は短冊切り、セロリは細かめの微塵切り、ニンニクは包丁の腹で潰しておきます。
今回生のビーツを使用していますが、生ビーツはなかなか手に入らないので、水煮にしたビーツの缶詰でも良いです。
- 1度目の圧力が抜けたら蓋を開け、下処理をした野菜とディルシード、赤唐辛子を投入します。
ジャガイモ、キャベツ、塩は未だ入れません
ちなみに今回ディルシードを使っていますが、ここで入れずに最後の仕上げに生のディルを入れても良いです。 - 材料を入れたら蓋をして再び中火にし、圧力が掛かったら弱火で5分煮込み火を止めます。
- 2回目の圧力が抜けたら、ざく切りにしたキャベツ、皮を剥いて半分にしたジャガイモ、塩を4グラムほど入れて再び蓋をして中火にします。
- 圧力が掛かかったら弱火にして5分程度煮込み、5分経ったら火を消して圧力が抜けるまで放置。
- 3度目の圧力が抜けたら味見をし、薄いようなら塩をして味を調え、最後にバター20グラムを溶かしいれて完成!
器に盛り付け、サワークリームをトッピングしたらディルかイタリアンパセリを飾って召し上がれ~♪
圧力鍋に材料をぶち込んで放置するだけで、誰にでも簡単に作れる本格ボルシチが出来ます。
水煮の缶詰ビーツでも美味しくできますが、生ビーツが手に入ったら是非作ってみてください。
生のビーツでしか味わえない美味しさがありますので。
ボルシチなどの煮込み料理は本来じっくりと時間を掛けて煮込むのですが、圧力鍋での調理でもかなり美味しくできます。
その上、通常作るのに3時間ほどかかりますが、圧力鍋を使うことでその時間は半分の1時間半で出来あがります。
牛肉はナイフがいらないほど柔らかく、野菜もかなり味が浸みておいしく出来上がります。
多分食べ比べれば時間を掛けたほうが美味しいと思いますが、比べなければ分らないほどの仕上がりになります。
圧力鍋の欠点は、アクを取る事が出来ないって事かな?その分若干味が濁ると言う事ぐらいです。
しかしかなり美味しく出来ると思いますよ♪