ゴロゴロ野菜の田舎風クリームシチューレシピ

ホワイトソース(ベシャメルソース)から作るクリームシチューのレシピ

小麦粉をバターで炒めてベシャメルソースから手作りするクリームシチューのレシピです。
自家製ヴイヨンから作っていますが、一般的なご家庭では粉末や固形のヴイヨンや鶏ガラスープで作れば手軽に出来ます。




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スープ

今年は何だか寒い日が続きますねぇ。
こんな日に合う料理は、鍋やシチューなど温まってよいですよね!
という訳で今回のレシピは市販のルーを使わずホワイトソースから作る野菜がゴロゴロ入った田舎風のクリームシチューのレシピです。
以前にも
クリームシチューの作り方を掲載しましたが、そちらよりも美味しいかな。
市販のルーは一切使わないのでワシのところでは毎度の如く登場するフォンドボライユ(トリガラスープ)ですが、フォンドボライユを作るのが面倒だと言う方は市販のコンソメなどを使えばよいかもしれません。
って言うか、市販のコンソメを使うくらいなら普通にシチューのルーを使えば良いと思っちゃいますがf^^;
ま、面倒でも本当に美味しい手作りシチューにこだわる方にこのレシピはお勧めです。
ちなみにフォンドボライユ(トリガラスープ)は、作り置きして冷凍していたやつを使ってます。
フォンドボライユも出来立てのほうが美味しいのですが、毎回フォンから作ってたらキリが無いですからねw
2019年度版動画付きレシピはこちら

材料(3~4人分)

栄養価(1人分)

  • カロリー:約561Kcal
  • 脂肪分:約31.2g

  1. 鶏手羽元=6本(4人分なら8本)
  2. マッシュルーム=大3個(4人分なら4個)
  3. マイタケ=1株程度
  4. 玉葱=中ぐらいのもの1個
  5. 人参=小さめのもの1本
  6. ブロッコリー=適量
  7. 男爵芋=大き目のもの1個
  8. ヴイヨンドボライユ=600cc程
  9. バター=20グラム
  10. 塩=適量
  11. 白胡椒=適量
  12. 【ホワイトソース(ベシャメルソース)】

  13. バター=55グラム
  14. 薄力粉=70グラム程
  15. 牛乳=500cc程

フォン(鶏ガラなどの出汁)のレシピは下記をご参照ください
フォンドボライユのレシピ
フォンドジビエ(フォンドフェザン:キジガラの出汁)
ブイヨンドボライユのレシピ

レシピ(調理時間: 下処理: / 計:

ワシのところではフォンドボライユをジップロックで小分けして冷凍でストックしてあります。
使う時に600w程度のレンジで1分ほど加熱してやれば半解凍され、ナイフで簡単に切る事が出来ますので、使う分だけ細かく削り鍋に入れます。
市販のコンソメなどを使う場合は出来るだけ塩分の無いものを使い、600ccの水で使用出来る分量を入れてください。
通常は箱の裏あたりに書いてあると思うので、それを見ながら使ってくだされ。
たまに市販のコンソメはどのぐらい使うのか聞いてくる方も居ますが・・・
市販のコンソメって何年も使った事が無いのでワシにはわかりませんm(__)m


  1. 手羽元は全体に軽く塩をして手でよく擂り込み、そのまま15分程置いた後にキッチンペーパーなどで表面の水分を良くふき取っておきます。
  2. フォンを入れた鍋は弱火にし、フォンがある程度溶けてきたら下処理をした手羽元を加えてそのまま弱火で3時間煮込みます。

市販のコンソメを使う場合は、水にコンソメを入れて冷たい状態で手羽元を入れて弱火で煮込みます。
3時間静かに煮込むことで、鶏手羽からの旨みも出る上に食べるときに肉が柔らかくホロッと外れるようになります。


  1. 手羽元を入れて3時間ほど煮込んだら、ブロッコリー意外の野菜を大きめに切り、分量外のバターで炒めてから鍋に入れ30分ほど弱火で煮込みます。

  1. 野菜を入れて30分ほどしたらキノコ類を分量外のバターで中火で炒めて鍋に入れます。
    マッシュルームは半分に切り、マイタケは適当な大きさに手で裂きます。
    キノコから良い香りがするまで炒めてください。
    炒め終わったら鍋に入れ、軽く塩胡椒をして味見をしてください。

ちなみに野菜やキノコを炒める場合、この後ベシャメルソース(ホワイトソース)を作ることを考え、ベシャメルソースを作る時に使う鍋で炒めるとよいです。
野菜やキノコの旨みもベシャメルソースに移りますので。

ベシャメルソース(ホワイトソース)を作る

  1. 野菜やキノコを炒める時に使った鍋にバターを入れて中火にし、バターが溶けてきたら篩っておいた薄力粉を入れて木ベラなどで混ぜながら焦げないように炒めます。
    慣れない内は弱火で行ったほうが良いかもしれません。
    また炒め方が足りないと粉っぽくなりますので良く炒めて下さい。
    状態としては、炒め始め最初の頃はモッタリとして木ベラにくっつきますが、薄力粉に火が入ってくると腰が砕けたようにサラサラになってきますので、その位になるまで炒めて下さい。
  2. 炒め終わったら濡れ布巾に鍋底をあてて軽く冷やします。
  1. 牛乳は予めレンジなどで沸騰しない程度に温めておきます。
  2. 炒め終わって軽く冷やした薄力粉の鍋を再び中火にかけ、温めた牛乳を3回ほどに分けて入れます。
    最初の1回は150cc程入れて木ベラでよく練ります。
    2回目以降も同分量ずつ入れ、その都度よく練ります。
    途中でダマになりすぎてしまったら、マヨネーズ用の泡だて器(小さい泡だて器)で勢いよく混ぜ続ければダマはなくなります。

ホワイトソースとフォンを混ぜる

  1. ホワイトソースが出来上がったら、鶏肉や野菜などを煮ていたフォンを漉してホワイトソースに混ぜ合わせます。
    このときも3回ぐらいに分けて良く混ぜ合わせてください。
  2. ホワイトソースとフォンを良く混ぜて滑らかになったら味見をし、味が薄いようなら塩で味を調えます。
    塩は必ず少しずつ入れてくださいね!味付けに失敗する方の殆どがいっぺんに調味料を入れすぎてしまうことに原因があるように思えます。
    また、塩を入れて直ぐは塩は溶けきっていないので、必ず塩を入れてから数分後(1から2分後)に味見をしてください。

  1. 味が決まったソースを鍋に戻し、ここで再び味見をしてください。
    味が調ったら出来上がりです。

  1. ブロッコリーは煮崩れしやすいので食べる直前に3分ほど塩の入ったお湯で茹でて最後に飾り付けしてください。

ブロッコリーを茹でる時の塩は、1リットルに対し小さじ1杯程度で良いです。
という訳でチョット時間は掛かりますが、鶏肉もとても柔らかくなり野菜の旨みも十分に溶け込んだ奥深い味わいの美味しいシチューに出来上がります。
市販のルーで直ぐにできちゃうシチューもソコソコ美味しいでが、この味を知っちゃうと時間を掛けても作りたくなりますよ!


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