タケノコの炊き込みご飯のレシピ
御飯
春を感じさせる食材で思いつくのが先ずは筍。
桜が終わり木の芽が芽吹く頃、一番早い山菜ではないでしょうか?
旬のタケノコの香りって本当に良いものですよねぇ~
今回はそんなタケノコを本格的な出汁で炊いた筍ご飯のレシピです。
普通のタケノコの炊き込みご飯は旨みを足す為に鶏肉や油揚げなどを入れる場合がありますが、今回は純粋にタケノコだけを楽しみたかったので、筍以外の具材は使っていません。
かわりに本枯れ節と1等級の真昆布で出汁を使い、調味料も吟味し、上品なタケノコの炊き込みご飯になったと思います。
タケノコご飯の作り方とタケノコのアク抜きレシピ動画
こちらは2019年版の筍ご飯のレシピ動画です。
春の旬野菜の定番である筍と鶏もも肉を使ったタケノコご飯のレシピです。鶏モモ肉と本格的な昆布とカツオの合わせ出汁を使い旨味倍増!
タケノコのアク抜き手順も収録しました。
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テキストでの詳しい説明はこちらに掲載
材料(3合分)
栄養価(100g中)
- カロリー:約87Kcal
- 脂肪分:約0.7g
- 米=3合
- タケノコ=250グラム
- 鰹・昆布の合わせ出汁=450cc
- 醤油=15cc
- 純米酒=15cc
- 本みりん=15cc
出汁の材料
- 本枯れ節=35グラム
- 真昆布=25グラム
- 水=900cc
※出来上がった出汁の内、使うのは450ccです。残りの出汁はタケノコの煮物で使います。
【今回使用している調味料】
真昆布=真昆布 一等検
本枯れ節=伊豆 カネサ鰹節商店謹製 本枯れ節
本みりん=白扇酒造製 福来純 三年熟成本みりん
醤油=小豆島醤油
純米酒=樽平酒造 住吉 金
レシピ(調理時間: 下処理: / 計:)
- タケノコは当日でも良いですが出来れば前日にアク抜きしてください。
アク抜きの終わった筍は食べやすい大きさに切っておきます。
アク抜き手順は筍のアク抜きをご参照ください。
- 米三合は研いでザルなどにあけて水気を切っておきます。
昆布出汁を取っている間に行えばよいでしょう。
- 先ずは真昆布で出汁をとります。
昆布の表面に付いたゴミは、純米酒で湿らせたサラシなどで軽く拭き取ります。
たまに見かけますが、昆布を水で洗ってしまうと表面の旨みまで流れ出してしまいますので水洗いは厳禁です。
昆布の表面に白くなっている物はアミノ酸(旨み成分)が結晶化したもので汚れでは有りません。
表面の汚れを軽く拭いたら、900ccの水に30分ほど漬けてからトロ火(極弱火)にして絶対に沸騰させないでください
- 昆布出汁をとっている間に本枯れ節を削ります。
今回もここ最近気に入っている伊豆 カネサ鰹節商店謹製 本枯れ節を使用しました。
通常のパックの鰹節でも出来ますが、本枯れ節でとった出汁とは雲泥の差になりますので、出来ればよい本枯れ節を使用してください。
- 昆布出汁をとっているなべの底から小さい気泡(湯玉といいます)が浮いてきたら昆布を取り出して削った本枯れ節を入れます。
湯玉が出来る頃の温度が凡そ75~80度です。
温度が上がりすぎている場合は水をさして温度を下げます。
軽く箸で鰹節を沈めアクを掬います。
2~3分したらサラシなどで静かに漉せば出汁は出来上がりです。
※漉した出汁のカスは絶対に絞らないでください。エグミが出てしまいます
漉したカスは500cc程度の水で30分ほど煮出せば2番出しとして煮物や味噌汁で使えます。
- 後は炊飯器に問いで水を切った米、筍、出汁450cc、調味料を入れて炊飯器のスイッチを押すだけですw
炊飯器に炊き込みご飯などの選択スイッチが有るのでしたら炊き込みご飯の選択をしてスイッチを押してください。
また、みりんは今回白扇酒造製 福来純 三年熟成本みりんを使用していますが、みりん風調味料をご利用の場合は、砂糖を少し足すと良いかもしれません。