台湾デザート愛玉子(オーギョーチィー)の作り方
愛玉子とは、台湾特有のイチジク属植物の種子に含まれるペクチンと、水の中に含まれるカルシウム分を結合させて作るゼリー状のデザートの事です。
ジャムなどが固まるのもペクチンの作用なのですが、愛玉種子が含有するペクチン量は相当多いようで、加熱しなくてもゼリー状になります。
作り方は水の中で揉むだけなのですが、使う水や揉み込む時間などで固まらなかったりします。
今回のレシピは、かなり軟らかめになりますので、固めが好きな方は使用する愛玉種子の量を増やすか水を減らすかして調整してください。
台湾デザート愛玉子(オーギョーチィー)の作り方
台湾デザートの愛玉子の作り方です。ちょっと柔らかめですが、硬めにしたい方は愛玉種子を多めに使ってください。
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材料(2人分)
デザート
栄養価(1人分)
- カロリー:約16.7Kcal
- 脂肪分:約0g
- 水(鉱水)=500cc
- 愛玉種子=9.5g
- レモン果汁=レモン半分量
- ハチミツ=大匙1強
- 水=100cc程
- レモン表皮=少々
【ソース】
今回使用している水はContrexです。
Contrexの硬度は1468mg/lでカルシウム含有量は46.8mg/lです。
一般的に日本の水は軟水で硬度は100mg/l以下となりますので、日本の水では固まり難くい、又は固まらない事もあります。
レシピ(調理時間: 下処理: / 計:)
- 使用する水は、余計なミネラルを飛ばすために1分程沸騰させてから冷ました物を使用します。
- 愛玉種子を布袋に入れ、口から種子が出ないように縛っておきます
- 沸かして冷めた鉱水に袋のまま愛玉種子を3分ほど漬けて湿らせます。
- 3分ほど経過したら、袋を手で揉み込みます。
- 1~2分ほどするとヌルヌルしてきて愛玉種子の成分が出てきます。
- 5分前後揉んでいると画像の様に泡が立ってきますので、この時点で終了してそのまま置いておけば自然とゼリー状になります。
- 後は食べる頃合いを見て冷蔵庫で冷やせば完成です。
※これ以上揉み過ぎると、せっかくゼリー状になったのがシャバシャバになってしまい固まらなくなります。
- レモン果汁半分とハチミツ・水を合わせて「はちみつレモン」を作り、冷やした愛玉子を器にいれ、はちみつレモンを注いでレモン表皮の千切りを飾って出来上がりです
前記しました通りこのレシピの分量だと若干軟らかめに仕上がりますので、固めにしたい方は愛玉種子の分量を増やしてください。
500cc作るのに12g程で固めになると思います。
愛玉子自体は「薄いホウジ茶」みたいな味ですので、好みのソースで召し上がればよろしいかと。
中国系の果物であるライチとかも合いますよ♪