長芋と豚肉の豆鼓(トウチ)炒め
主菜
豆鼓(トウチ)とは黒大豆に塩をまぶして発酵させた中国の調味料で、味にコクと深みが出ます。
また豆鼓(トウチ)には血糖値を下げると言う働きもあり、最近ではこの豆鼓エキスから作られたサプリメントも有るほどで、これを使った料理は体にも良いと言う事になりますな(笑)
最近時短料理とか時短グッズとかが流行って変なものが多いですが、時間を短縮するには段取りさえまともに出来れば時短グッズなんて使わなくて済みます。
中には良さそうなものも有るみたいですけど、美味しいものが作れるとはとても思えないのですわf^^;
中華鍋こそがワシにとっての時短グッズだな(苦笑)
材料(3人分)
栄養価(100g中)
- カロリー:約191Kcal
- 脂肪分:約14g
- 長芋=適量
- ニラ=1束
- 豚バラ肉又は豚のこま切れ肉=150グラム
- 国産ニンニク=1粒
- 生姜=10g
- 無添加・豆鼓(トウチ)=10グラム程度
- 永昌源 陳年紹興貴酒 8年=50cc程度
- ごま油=大匙1.5杯
(自家製ラードを使用するとよりコクが出ます)
レシピ(調理時間: 下処理: / 計:)
- 豆鼓(トウチ)・ニンニク・生姜はみじん切りにしておきます。
- 長いもとニラは同じぐらいの長さ(5cm位)に切り、豚肉も食べやすい大きさに切っておきます。
長芋は切ったら軽く流水で表面のぬめりを洗い落としておきます。
長芋の分量は計ってないので画像の分量を目安に(苦笑)
まぁ、適当に入れてもそんなに味には影響ないと思いますので好きなだけ入れてくだされ。
- 中華鍋にごま油(又は自家製ラード)を入れて強火にして、鍋肌から軽く煙が出る位まで暖めたら油を鍋になじませ、微塵切りにしたニンニクと生姜を入れます。
- 香りが立ったら豆鼓(トウチ)の微塵切りを入れて軽く炒め、豚肉を入れて肉に火が通るまで炒めます。
調理は最初から最後まで強火で行います。
- 肉に火が通ったら長芋を入れて、鍋を煽りながら炒めます。
20秒ぐらいかな。
肉と長芋が満遍なく混ざる様に炒めればOKです。
- 続いてニラを入れ、鍋の淵から陳年紹興貴酒を回し入れたら素早く鍋を煽りながら、ニラが満遍なく混ざるように炒めれば完成です。
出来上がりの目安としては、紹興貴酒が乳化する程度になっていればOKです。
炒めすぎるとニラがシナシナになり食感と香りが欠け、逆に炒め足りないと紹興貴酒と味が全体に混ざりません。
ニラを入れてから20秒以内で紹興貴酒が乳化するように仕上げればOKです。
長芋の食感と、ニラ・豆鼓・紹興貴酒の香りがご飯にとても合うおかずに仕上がります。
時間も掛からず簡単に出来るので、仕事から帰ってきてご飯を作るのが面倒!ってな時にでもどうぞ♪
冒頭で述べたとおり、豆鼓には血糖値を下げる効果もあるし、豚肉に多く入っているビタミンB12は疲労回復に良い。
また、長芋には亜鉛・カリウム・鉄などのミネラル成分、ビタミンB・Cなどをバランスよく含んでいる他、消化酵素も沢山含んでいるので消化もよく、ニラに含まれている硫化アリルは新陳代謝を高めてくれる。
簡単に出来て体に必要な栄養素をバランスよく摂取でき、その上美味しいと言う夢のような料理なのだ(笑)
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