ブダイのポワレ ガーリッククリームソース
メインディッシュ
同じブダイの仲間でも、冒頭で記した通りアオブダイは食べてはいけません
アオブダイの筋肉、肝臓、消化管にはパリトキシン様毒と言う毒が有り、誤食すると最悪死に至る場合が有りますのでご注意ください。
このパリトキシン様毒は、煮ても焼いても毒性は消えません。
ブダイ料理の第二弾は、ガーリッククリームソースのポワレです。
前回のブダイのカルパッチョにも書いた通り、このブダイは全く磯臭さが無い個体だったのですが、ニンニクを使ったクリームソースはかなり美味しくできました。
カルパッチョは前菜で、こちらは白身魚のサブメイン料理です。
もちろんブダイ以外の白身魚なら何にでも合うと思いますのでよろしかったらお試しくだされ♪
実はこのソース、以前にもアイナメのポワレガーリッククリームソースでも作ったソースだったりしますf^^;
※アオブダイは毒が有るので食べちゃダメですよ!
材料(3人分)
栄養価(一人分)
- カロリー:約244Kcal
- 脂肪分:約15.2g
- ブダイ=35cm程度のもの1匹
- ニンニク(青森産6片種)=1粒
- 牛乳=70cc
- 塩・白胡椒=適量
- バター=15グラム程度
- EXVオリーブオイル=適量
- アスパラガス=6本
- パプリカ(赤・黄)=適量
【飾り野菜】
塩はパハール岩塩がお勧めです。
炒め用のオリーブオイルは何でも良いと思います。
レシピ(調理時間: 下処理: / 計:)
- ブダイは三枚おろしにして血合い骨を抜き6等分にし、両面に塩胡椒をしてソースを作っている間、冷蔵庫で休ませておきます。
今回は3人分の為1人2切れの計算で6等分にしています。
捌き方はメジナの三枚おろしを参考にしてください。
また、画像の2切れは前回レシピのブダイのカルパッチョに使用した余りですので気になさらずf^^;
- ニンニクは縦に4等分して分量の牛乳を入れた鍋でトロ火で5分ほど煮ます。
- 5分ほど煮たら荒熱を取ってミキサーに掛けてピュレ状にします。
※このタイミングでブダイをポワレします - ピュレ状になったものを鍋に戻し、塩胡椒で味を調え少し煮詰めてトロミが付いたら火を止め、最後にバターをいれて良く混ぜればソースは完成。
- ソースつくりと同時にブダイをポワレします。
EXVオリーブオイルをフライパンにしき中火で熱し、始めは皮の面を下にしてブダイを両面焼き上げます。
身が反らない様にフライ返しなどで押さえつけながらポワレしましょう。
皮面⇒身面⇒最後にもう一度皮面
の順に焼き上げ、川がパリパリになる程度に焼き上げます。 - この間に飾り野菜を適度な大きさに切ってレンジで20~30秒加熱しておきます
- ブダイが焼きあがったら皿に2切れずつ盛り付け、飾り野菜を飾り、スプーンで周りにソースを回しかければ出来上がりです。
簡単に出来る上に美味しくできて見た目もそれらしく出来上がりますので、たまには白身魚のフレンチなんかいかがでしょ?
前記した通り、このソースはどんな白身魚でもよく合いますが、特に根魚などの風味の濃い白身魚には良く合うと思います。
この日のメインディッシュは肉料理なのですが、肉料理のレシピはまたの機会に更新します!(っていつもと変わらない料理なのですがf^^;)
追記
今回調理したのは普通のブダイで、画像の様に赤茶色をしたものです。同じブダイの仲間でも、冒頭で記した通りアオブダイは食べてはいけません
アオブダイの筋肉、肝臓、消化管にはパリトキシン様毒と言う毒が有り、誤食すると最悪死に至る場合が有りますのでご注意ください。
このパリトキシン様毒は、煮ても焼いても毒性は消えません。
因みに沖縄で食べられているイラブチャーはアオブダイではありませんのでご安心を。
あれはナンヨウブダイで、アオブダイではありません。
心配でしたらこちらのサイトで確認するか、本当に不安なら食べない。持ち帰らずに逃がすと言うのが安全かもしれませんね。
based on 1 customer reviews