まな板の削り直し

8年ほど前に京都白木屋さんで購入したねこ柳のまな板ですが、片面は未だ綺麗なのですが、もう片面が画像の通り酷い状態でして・・・
実はこれ、購入して間もない頃にアジのナメロウを作ってこうなってしまった物でして・・・
アジの脂って落ちないんですねぇf^^;
暫くこの状態で使っていたのですが、いい加減我慢ならずに先日まな板の削り直しに出しましたw

因みに京都白木屋さんに削り直しに出す場合は、京都白木屋さんで購入したまな板しか受け付けてくれませんので悪しからずw


削り直しに出して丁度1週間。
本日無事に戻ってきました!
出す時に中に職人さんあてに手紙を入れたつもりだったのですが入れ忘れf^^;
しかし流石職人さん!
何も言わずとも、思ったとおりの削り直しになって戻ってきました。
ねこ柳独特のシルクのような肌触りも戻り、これからも大切に使っていきたいと思います。
と言うか、アジのナメロウみたいな料理はコイツでは二度と作りません(反省)


料理と包丁の記事や柳刃包丁についてにも書きましたが、鍛造の和包丁を使う場合プラスチックなどの硬いまな板を使うと刃を痛めてしまいます。
その点木製のまな板は適度な弾力がありますので刃を痛める事なく使う事が出来ます。
また良いまな板は木材その物に抗菌作用や耐水効果もありますので、鍛造和包丁を使う時には最良の素材でもあります。
その中でも特にねこ柳は、弾力性・抗菌作用・耐水性が特に優れているので、まな板の中でも最も高価ではありますが使っていて気持ちが良いです。
最近では弾力性のある合成ゴム製品のエラストマーまな板等も安価に出回ってきていますので、そちらを使うのも良いでしょう。

ただ、ねこ柳のまな板いちょうのまな板は使っているだけで料理が楽しくなる、そんなまな板ですので興味がありましたら購入するのも良いと思います。
因みに画像のねこ柳のまな板は、サイズが45cm×26.5cm×3cm(削り直したので2.7cm程の厚みになりましたが)なので、今購入するとかなりの額になると思います。。。
大事に使おうf^^;

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