Misono UX10 牛刀270mmを買ってみました

Misono UX10 牛刀 270mm

Misono UX10 牛刀 270mm


久しぶりに包丁を買いました。
包丁を買ったのは久しぶりなのですが、実はステンレス鋼の刃物、アウトドア用は別として料理用のステンレス包丁を買うのは初めてだったりします
今迄は同居人が料理屋さんで頂いた「宏明」と言う牛刀を使っていたのですが、24cmだった物が今では20cmになってしまい・・・
もう少し長いのが欲しくなりまして色々迷ったのですが、散々迷った挙句にMisono UX10 牛刀 270mmに決めました。
実は安く入手できたってのも有るのですけどねf^^;


Misono UX10

Misono UX10

近年人気の有るダマスカス鋼とかは全く眼中に無いので、「切れ味」「長切れ」「バランス」に焦点を絞り探しました。
モコズキッチンでもこみち君が使っているZwillingや、オールメタル包丁で有名なグローバルなんかも候補に挙がっていたのですが、一般的にはマイナーな包丁の方がワシには似合っている気がしまして・・・(笑)
とは言え、Misono UX10シリーズは、切れ味が良い事で多くのプロの料理人さんにも愛用されている、云わば玄人好みの包丁なのですw


因みにMisonoの最高峰でもあるUX10シリーズの鋼材は、スウェーデンの高純度ピュアステンレス特殊鋼にミソノ独自の鋼材を配合して生成して有り、その硬度は高級炭素鋼と同等のHRC硬度59~60の硬さを持っています。
これは長切れで定評のある青二鋼の鍛造和包丁のHRC硬度と同等。
それを聞いただけでも鋭い切れ味と長切れが想像出来ちゃいますよね♪


MisonoUX10と宏明

MisonoUX10と宏明

てなわけで先程買ったばかりのMisonoUX10と宏明を使い比べてみたのですが、何と切れ味は宏明の方が上!!!(汗)
まぁMisonoUX10は購入したばかりで本刃付けをしていないので#5000⇒#8000⇒#12000で本刃付けをしてやりました所・・・
怖いほど切れるようになりましたww
ワシが所持している中で最も切れ味の良い白鋼本焼きの柳刃に匹敵する程になりました♪
って、この長さでこの切れ味が有れば柳刃いらないんじゃ・・・(汗)

因みに使用した砥石は全て刃の黒幕シリーズです。
同じステンレスでもV10鋼なんかは、硬すぎて普通の砥石では刃がつかないと知人が言ってましたが、MisonoUX10は砥石の当たりが良く研ぎやすい包丁でした。

ただ、今回研いだとは言いましても闇雲に研いだわけではなく、それぞれの砥石で元の形状を軽くなぞっただけです。
元々の形(ハマグリ刃)を崩してしまっては元も子も有りませんからね!

後は長切れですが、研いだ感じでは宏明より明かに長切れする事でしょう。
宏明さん、元の長さより4cmも研ぎ減ったせいか最近直ぐに刃がヘタる気がするのよねぇ・・・
使い方なのか、まな板との相性が悪いのか、2日に1回は研いでいたりします。
しかしこうやってみると、かなり長さが違いますなぁf^^;

こうやって書いていると良い所しかないように見えますが、MisonoのUX10、一つだけ短所が有ります。
それは・・・

切った食材がくっ付きやすい

使い方が有るのかもしれませんが、特にキュウリなどの野菜を切った時、ブレードがまっ平らなのでそこに切った食材がくっ付いてしまいます。
私はたまに気になる程度なのですが、この辺りが気になる方は価格は跳ね上がりますが、Misono UX10 サーモンをお勧めします。
ブレードに溝が入っているので食材がくっ付くことはありません。
ただ、同じ27cmでも価格が2万円近く高くなりますが・・・(苦笑)
その差額を出すなら、もう一本違うものを購入した方が良いとも思えますねf^^;

てなわけで、宏明さんはこれからもまだまだ酷使するつもりですが、二軍で少しお休みさせますかね。
ただ問題なのは・・・
Misonoさん、キッチン下の刃物収納にに入らないのよねぇ・・・
240mmにすればよかったかな(汗)
でも、楽だわぁステンレス。
宏明さんの時は使い終わったらすぐに水気拭き取らないと薄っすら錆が浮いてたけど、MisonoUX10は使った後暫くそのままにしていても全く錆びる事ないしねw
とは言え今までの癖が抜けず、使用後すぐに手入れしてますがf^^;

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