煎り酒(日本の伝統調味料)

煎り酒(いりざけ)

煎り酒(いりざけ)


ソース
ここ数年、定期的に煎り酒がメディアで取り上げられるみたいですね!
と言う今朝も、TBSの「あさチャン」で取り上げられてました。
ワシの所では2008年に煎り酒のレシピを掲載しましたが、メディアで取り上げられる度に色々とお問い合わせをいただいております。
ワシの所では気が向いた時に(と言うより、煎り酒で食べたい魚が釣れた時だけ)煎り酒を作っていますが、最近では魚だけではなく、卵かけごはんに使ったり、様々な料理に使われているみたいですねぇ!
で、どの様なお問い合わせが多いのかをあげますと、

  1. 梅干しはどんなものが良いか
  2. 使う鰹節は?
  3. 使用する日本酒は?

と言うお問い合わせが多いです。

使用する梅干しですが、ワシが普段使っているのは塩のみで漬けた梅干しで塩分10%で漬けた物、そして勿論添加物や香料を全く使用していないものです。
「梅干し」と銘打って販売されている物の中には、ハチミツを使っていたり鰹節などで香り付けした物も有りますが、それらを使用して煎り酒を作っても美味しく出来ません。
シソを使っている物は問題ないかと思います。
ですので、塩のみで漬けている物か、若しくは塩とシソだけで漬けた物がベストです。

鰹節は、出来れば本枯れ節を使う直前に厚めに削った物を使うと、風味が豊かで美味しく仕上がります。
パックの花かつおでも良いですが、それらを使う場合は、鰹節を入れてから短時間で仕上げてください。
パックの花かつおは薄いので、長時間煮込むと生臭さが出てしまいます。
削り器をお持ちでない場合は、蕎麦の出汁用などに本枯れ節 厚削り等が販売されていますので、そちらをご利用ください。

日本酒は必ず純米酒を使ってください。
まぁ、飲んで美味しいと思う物でしたら大丈夫かと思います。
醸造用アルコールが入っている物を使用すると独特の酒臭さが残りますので、純米酒をお勧めします。

ワシが作る時は必ず昆布を使っていますが、この辺りはお好みで良いかと思われます。
昆布は入れた方が旨みが増して美味しく出来るのですが、安い出汁昆布を使うと海藻臭さが出てしまいます。
昆布を使うなら羅臼昆布か真昆布の1等級をお勧めします。
普段ワシの所で使っているのは下記の銘柄になりますのでご参考まで。
純米酒=南部美人 特別純米酒
羅臼昆布=羅臼昆布 1等級
梅干し=ヒマラヤ岩塩使用無添加白干し梅干し(塩分10%)
鰹節=田子節 本枯れ節

てなわけで、作り方は前記しました通りこちらに掲載していますのでご参考まで。

とまぁ、ワシは今迄煎り酒を魚料理でしか使っていませんでしたが、今度これを使って違う料理でも作ってみましょうかねぇ。
たまには流行りに乗っかるのも良いのかなw

コメントを残す