皇杏を使った本格的な杏仁豆腐の作り方
デザート
今回は皇杏(コウキョウ)を手に入れたので、皇杏100%使用の杏仁豆腐を作ってみた。
皇杏とは、杏仁豆腐を作るために育てられた杏の仁で、北杏と南杏の良い所だけを掛け合わせた物らしい。
価格も北杏・南杏よりも若干高い。
杏仁豆腐を作るために育てられたと言う事は、それなりに期待ももてる。
画像が皇杏
北杏(ホッキョウ[ペイシン])よりも一回り程大きい。
しかし生のときの香りは南杏(ナンキョウ[ナンシン])の方が良いような…
まぁ、作ってみなけりゃわからないので早速レシピを♪
本物の杏仁豆腐の作り方 北杏と南杏で作る本格杏仁豆腐のレシピ
世の中に多く出回っている杏仁豆腐は、杏仁霜やアーモンドエッセンスを使った「牛乳寒天」が殆どですが、そんなものは偽物です。
杏仁豆腐とは、杏の種の中に有る「仁」をすりつぶして、そこから抽出した物を使うのが本物の杏仁豆腐です。
多分日本に出回っている杏仁豆腐と名の付く物の9割以上は偽物と思います。
日本の法律ではアーモンドエッセンスで香りを付けただけの物を杏仁豆腐として認められていますが、一度本物の味を知ってしまうと後には戻れなくなりますよww
このレシピでは北杏と南杏を使った二人分のレシピになります
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材料(5人分)
栄養価(100g中)
- カロリー:約364Kcal
- 脂肪分:約33g
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【杏仁豆腐の材料】
- 皇杏=100g
- 生クリーム=400cc
- 牛乳=100cc
- 水=500cc
- 砂糖=50g
- コンデンスミルク=20g
- 粉ゼラチン=5g
- 粉寒天=1.5g
- 杏ジャム(アプリコットジャム)=100g
- 杏酒=100cc
【ソースの材料】
今回使用している杏酒は自家製杏酒
杏ジャムは自家製杏ジャムです。
皇杏は楽天で購入しました⇒皇杏
レシピ(調理時間: 下処理: / 計:)
- 皇杏は分量の水に8時間漬け、8時間経過したら皮が付いている物は皮を取ります。
※漬けた水はそのまま使いますので捨てないでください
- 「1.」を水ごとミキサーに入れて細かく砕く。
※ミキサーで細かくなりきらない物は、すり鉢などで細かく砕きましょう。 - ミキサーで細かくした物をサラシなどで漉します。
450ccぐらい搾り出せればGood!
絞って残った粕は廃棄します(もったいないけど…f^^;)
- 鍋に「3.」と生クリーム・牛乳・砂糖・コンデンスミルクを入れて弱火にかけます。
※絶対に沸騰はさせないようにしてください。 - 沸騰直前で火を止め、粉ゼラチンと粉寒天を分量外の熱湯(50cc程度)で溶かし、「4.」に加えて再び弱火にして良く混ぜ合わせます。
- よく混ぜ合わせたら火を止め、ボウルか型に茶漉しなどで漉しながら移します。
※出来れば2回ほど茶漉しで漉すと、より滑らかになります。
- 茶漉しで漉したら、表面に空気が入らないようにラップを密着させるように覆い、冷蔵庫で冷やします。
※ラップを密着させないと、空気に触れた部分に固い膜が出来て舌触りが悪くなります。
(ホットミルクの表面に出来る膜みたいな感じのやつ)
杏仁豆腐のソース レシピ
- 杏ジャムと杏酒を1:1の割合で鍋に入れて火にかけます。
- 1割程度煮詰め、アルコール分も飛びとろみが出たら出来上がり。
- 冷蔵庫で冷やして食べる時にかけてください。
出来上がった杏仁豆腐に冷やしておいたソースをかけて召し上がれ~♪
今回使用した皇杏(コウキョウ)は、古樹軒の楽天ショップで購入しました。
ご丁寧にレシピも付属していましたが、当サイト掲載の本格杏仁豆腐と内容が殆ど一緒だったので、自分なりに作ってみました。
違うのは牛乳と生クリームの分量ぐらい。(当サイトと分量が逆だったf^^;)
まぁ、そんな事はどうでも良い事なので肝心の皇杏(コウキョウ)で作った杏仁豆腐の味は!
・・・
正直言って味は北杏100%で作ったものと差ほど変わらず…(汗)
期待が高かっただけにちょっとガッカリ…_| ̄|○ill
南杏と半々ぐらいで作った方が美味しいと思う。
つうか、金額のことを考えたら、北杏と南杏で作った方が美味しいと思うのであった…(汗)
とは言え、その辺で売っているものや杏仁霜で作った杏仁豆腐よりも美味しいのは確かである。
てな訳で、本格的で美味しい杏仁豆腐は北杏と南杏で、南杏を多めにして作った杏仁豆腐の方が美味しいと言えよう。
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