海で採ってきた天草を干す所から始める本格ところてんレシピ動画
2月22日に釣りに行った時、釣りは早めに切り上げて磯に打ち上げられていたテングサとはば海苔を採ってきました。
前回はば海苔の干し方を掲載しましたが、今回はその時採った天草を使った心太(ところてん)の作り方です。
天気が良ければテングサ干しは5日程で終わるのですが、ここの所天気があまり良くなかったので2週間も掛かってしまいましたw
まぁ、気の長い方向きのレシピですわなf^^;
「自分で採ってきたテングサからトコロテンを作りたい」と言うワシの様な奇特な方はご参考くださいw
春休みのお子さんと一緒に作るのも面白いかもしれませんな!
最新の天草から作るところてんレシピの動画はこちらです↓
海で採ってきたテングサを使ってゼロから美味しいトコロテンと餡蜜を作ろう!
POINT!
因みに天草は、早春の物で綺麗な色の物を採って作ってくださいね!
茶色くなっている物や白く変色した物では美味しく出来ません。
また、夏場打ち上げられているテングサは硬い上に腐敗している物が多くまともな物が出来ません。
POINT!
天草を採る場合、茶色く変色した物は美味しくありませんので、出来る限り赤紫色の濃いやつを採取してください。
※場所により漁業権が設定されている場合がありますので、ちぎれて流れ着いた天草を採る方が無難です。
後日、このトコロテンを使って餡蜜にしてみました。
海藻の香りが弱いので、餡蜜には丁度良くメッチャ美味しかったです♪
餡子は自家製、黒蜜は切らしていたので黒砂糖を煮溶かして作りました。
干し杏は先日Y子が台湾で買ってきた物です。
自家製のところてんで和スイーツってのも良いですな♪
前回はば海苔の干し方を掲載しましたが、今回はその時採った天草を使った心太(ところてん)の作り方です。
天気が良ければテングサ干しは5日程で終わるのですが、ここの所天気があまり良くなかったので2週間も掛かってしまいましたw
まぁ、気の長い方向きのレシピですわなf^^;
「自分で採ってきたテングサからトコロテンを作りたい」と言うワシの様な奇特な方はご参考くださいw
春休みのお子さんと一緒に作るのも面白いかもしれませんな!
最新の天草から作るところてんレシピの動画はこちらです↓
海で採ってきたテングサを使ってゼロから美味しいトコロテンと餡蜜を作ろう!
天草を干す所から作る本格ところてんレシピ動画
海で採ってきたテングサを天日干してから煮出して作る、本格的なトコロテンの作り方動画です。
テキストと合わせてご覧になると分かりやすいと思います。
Youtubeで見る
材料(1リットル分)
前菜
栄養価(100g中)
- カロリー:約2Kcal
- 脂肪分:約0g
- 乾燥テングサ=30g
- 水=適量(下処理用)
- 水=2.5リットル(軟水を使ってください)
- 酢=小さじ1
POINT!
因みに天草は、早春の物で綺麗な色の物を採って作ってくださいね!
茶色くなっている物や白く変色した物では美味しく出来ません。
また、夏場打ち上げられているテングサは硬い上に腐敗している物が多くまともな物が出来ません。
下処理:
- 採ってきたテングサは4回程真水で良く洗い、ゴミやエビなどの生物、白い石灰質の部分をきれいに取ります。
POINT!
天草を採る場合、茶色く変色した物は美味しくありませんので、出来る限り赤紫色の濃いやつを採取してください。
※場所により漁業権が設定されている場合がありますので、ちぎれて流れ着いた天草を採る方が無難です。
- 良く洗ったテングサを日の当たる所で天日干しします。
- 1日目干し終わった後に良く見ると、取りきれなかった石灰質の部分が有ると思うので、ハサミなどを使ってできる限り切り取ります。
この白い石灰質は、通称「カキ」と呼ばれる石灰藻の事で、これが付着していると出来上がりが悪くなります。
※ところてんの成分を抽出するのにカルシウム分が邪魔をするので、石灰藻の排除と共に、水も出来る限りの軟水を使うのがベターです。
- 1日目の天日干しをしたら夜は真水に漬けて置き、翌朝水を切って再び天日干しを何日も繰り返します。
画像は3日目の物ですが、天気が良くなかったので色がまだ抜けていません。
※色が抜ける日数は天候にかなり左右されます。
5日程度で抜ける場合も有れば、1か月以上かかる場合もあります。
短時間で仕上げるには日に3回、乾燥-水晒しを行えば5日程で白くなります。
- 今回のテングサは10日目でやっとこの位です。
この位になると海藻臭さもかなり和らいできます。
もう少し天日干しを繰り返します。
- 天日干し14日目でこの位になりましたので、今回はこれで干し終わりとしました。
※海藻の香りが強いトコロテンが好みでしたら、これよりも色が抜ける前段階で干し終わりで良いかと思います。
ところてんのレシピ(調理時間:
- 干した天草を流水で軽く洗います。
- 干し天草を分量の水に1時間以上漬けこみます。
- 1時間以上漬けこんだら酢を小さじ1程度入れて強火にし、湧き上がったらブクブク泡が立つ程度の強めの中火にします。
- 10分ほど経過するとトロミが付いてきます。
- 中火にしてから30分程度でドロドロとしてきますので、この辺りで火を止めます。
火をつけてから、トータルで50分弱だと思います。
※天草の状態や火加減で時間は若干前後します。
- 煮上がった天草をシノワやザルなどで漉します。
液は直ぐには落ちてこないので、お玉などでかき混ぜたり潰したりしながらしっかり絞り切ってください。
※絞ったカスは、最初の半分強の水を足して煮ればところてんになりますので捨てないでください。
- ザルで漉した液を、今度はサラシで漉します。
今回サラシが無かったので、ガーゼを4重にして使用しています。
- ところてん液はドロドロしていて熱いので、火傷しない様、菜箸などで押さえて絞ってください。
- 出来上がった液を型に流します。
表面に出来た泡は、ライターの火等を使づければ消えます。
このまま常温で20分程度すれば固まってきます。
粗熱が取れて来たら冷蔵庫で冷やしてください。
- 冷蔵庫で冷やしたら、好きな大きさにカットし、トコロテン突きで付いて器に入れます。
- 酢醤油、青のり、白ごま、洋がらし等、好みの味付けで召し上がってください。
冒頭で記しましたように、天草は白くなるまで干すと海藻臭さは少なくなります。
今回のも海藻の香りは弱く、どちらかと言えば寒天に近い状態ですのでトコロテンとしてだけではなく、あんみつなどのデザートにも利用できます。
海藻の香りを強くしたい場合は、天日干しは白くならないうちに作ってください。
後日、このトコロテンを使って餡蜜にしてみました。
海藻の香りが弱いので、餡蜜には丁度良くメッチャ美味しかったです♪
餡子は自家製、黒蜜は切らしていたので黒砂糖を煮溶かして作りました。
干し杏は先日Y子が台湾で買ってきた物です。
自家製のところてんで和スイーツってのも良いですな♪
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