黄金のイクラ

レシピと言うほどの事では無いのですが、画像は世間で黄金のイクラとか幻のイクラと言われているものです。

実はこれ、9月の末に岩手へ渓流釣りに行って釣ってきたイワナの卵で作ったものです。
黄金のイクラは、岩魚の他にヤマメ、イトウなどの魚卵で作ったもののことを言います。
鮭の魚卵よりも色が黄色みがかり、収穫量も少ないので幻のイクラとも言われるようになったんですね。
作り方は以前に掲載したイクラの作り方と同じです。

殆どの河川は9月いっぱいで禁漁になっていますので、釣りをされる方で作ってみたい方は来年の秋になっちゃいますねf^^;
釣りをされる方の中にはキャッチ&リリース(釣った魚を逃がす事)を推奨されている方もいらっしゃるかとも思いますが、私は釣った魚は食べる分だけ持ち帰っています。

まぁ、キャッチ&リリースと持ち帰る派の論議は結局平行線ですので、各々の判断にお任せするしかないのでしょうね。
各河川には漁業組合が決めた、持ち帰ってよい最低サイズと言うのが有りますので、最低でもそれを守って頂ければ良いのかと思います。
それよりも遊漁券を買わずに釣りをして根こそぎ持ち帰っている方が多いことに問題がありますな。
って余計な話になっちゃいましたが、結局の所、卵を持っている魚を持ち帰るわけですから、種の保存のためにも、持ち帰る個体は最小限に抑えた方が良いのは言うまでも有りません。

てなわけで今回はレシピと言うよりは持ち帰り方について書こうと思います。

  • まず釣った魚ですが、鮎船や網などに入れて、川を上がる直前まで生きた状態にしておきます。
  • 川から上がる時に活き締めをし、卵巣を傷つけないように取り出します
    卵巣を取り出した魚は内臓・エラ・血合いをきれいに洗い流して持ち帰ります。
  • 取り出した卵巣は出来る限りきれいに洗い、ジップロックなどに入れます。
  • 後は氷を入れたクーラーなどで持ち帰り、帰宅後に処理すれば鮮度の良いイクラが出来上がります。

釣り場からご自宅が近いのであれば魚はそのまま持ち帰り自宅で処理をするのも良いですが、出来れば生きているうちに卵巣を取り出した方が、より鮮度の良いイクラに仕上がります。
機会が有ったらお試しくだされ。

絶対に失敗しないイクラの醤油漬けの作り方 イクラが硬くならない秘訣と固いイクラになってしまう理由 How to make Craft Cola

9月に入って、生筋子が流通するようになりましたね!
この季節になると毎年HPの方に「イクラが硬くならない作り方はありますか?」とか、「固くなったイクラを柔らかくしたい」と言うお問い合わせを多くいただきます。
なぜ硬いイクラ「通称ピンポンイクラ」になってしまうのか、その理由と、柔らかいイクラの醤油漬けを作る方法をお教えいたします。




Youtubeで見る
宜しければチャンネル登録お願いします♪

コメントを残す