トコブシとアボカドのガーリックバターパスタ
メイン
トコブシとアボカドをガーリックバター醤油風味で味付けした、ちょっとだけ和風のパスタのレシピです。
トコブシというものを聞き慣れない方も居るかもしれませんが、簡単に言っちゃうとアワビの小さくなったみたいなやつです。同じミミガイ科の貝ですが実際は違う種類です。
トコブシはアワビよりも柔らかく味も濃厚な貝で、色々な料理に合います。
3時間ほど蒸した蒸しアワビには敵いませんけどねf^^;
という訳で、今回は三浦産のトコブシを使いパスタにしてみましたがこれがまたメチャ美味!
トコブシの下処理手順もついでに記しますので興味のある方は作ってみてはいかがでしょ?
材料(2人分)
栄養価(1人分)
- カロリー:約244Kcal
- 脂肪分:約18.4g
- トコブシ=7cm程度のもの2個
- ニンニク=青森産6片種=1粒弱
- 塩=1.5グラム程度
- 醤油=小さじ1.5杯
- 鷹の爪(赤唐辛子)=1本
- アボカド=1個弱
- 乾燥パスタ=太さ1.6mmの物を200グラム程度
- バター=15g
- イタリアンパセリ少々
レシピ(調理時間: 下処理: / 計:)
トコブシの下処理
- まずはトコブシの節足部(裏側)は岩にへばり付いている部分で汚れが付いていますのでこれをカレースプーン等で擦りながら落とします。
画像じゃちょっと分かり辛いかもしれませんが、擦った部分はきれいな白色になります。
- 裏面(節足部)の掃除ができたら画像のようにカレースプーンを口側から差込み、殻に沿って身をこそぐようにスプーンを滑らせれば殻から身が剝がれます。
今回トコブシの肝も使おうと思っていたのですが、少し食べてみたらあまり美味しくなかったので使うのをやめました。
初夏に採れたトコブシなら肝も美味しいので、その場合は肝も一緒に炒めると良いです。
機会が有ったら肝を使ったレシピもそのうち公開しますね!
- 殻から剥がし肝を取り除いたら、横の部分の汚れをとります。
アワビなどの大きいものでしたらタワシで取れるのですが、トコブシは小さいのでティースプーンで擦ったほうが汚れがよく取れます。
画像上は汚れを取ったもの。下の画像は汚れを取る前のものです。
汚れを取らなくても良いですが、この部分はかなり磯臭さが強いので、出来ればきれいにしたほうが良いです。 - 汚れを取ったら口の部分は不味いので切り取ります。
切り取り方はトコブシ(アワビ)のクリーム煮を参照にしてください。 - 口を切り取ったら流水で軽く洗い、水気をふき取り3mm程度の厚さに切っておきます。
レシピ
- 弱火で微塵切りにしたニンニクと鷹の爪をバターでじっくりと炒めます。
若干色付くまで炒められれば良いです。
※同時にパスタを茹で始めます。
- ニンニクが色付いたら、薄くスライスしておいたトコブシを入れて中火にして塩をし、醤油を分量の半分入れて2分ほど炒めます。
※炒め終わりはパスタの茹で上がり時間に合わせます
- パスタが若干芯が残る程度に茹で上がったら、パスタの茹で汁100cc弱と茹で上がったパスタ、適当な大きさに切っておいたアボカドを入れてフライパンを煽りながら絡めます。
パスタを一本取り味見をし、味が薄いようなら残りのしょうゆをフライパンの鍋肌から回し入れ、再び煽りながら麺と絡め、味が調ったら出来上がりです。
- 器にパスタを盛り付け、その上に荒めの微塵切りにしたイタリアンパセリを振りかけたら出来上がり!
今回のものはトコブシの肝が入っていないのであっさり目のパスタに仕上がりますが、かなり美味しくできると思います。
冒頭にも書きましたが、関東近郊で獲れるトコブシの肝は初夏の産卵前の物のほうが美味しいです。
特にオスの白い肝。
そういった物が手に入れば、身を炒める時に肝も一緒に入れて作ってみてください。
来年の初夏に手に入ればここでも作ってレシピをアップしますがねf^^;
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