昨日スーパーに買い物に行ったら、美味しそうな天然ブリの切り身を見つけたので、照り焼き用に購入してきました。
最近のブリって、天然物の方が養殖物より安いんですねぇ・・・
人件費とかエサ代で養殖の方が高くなるのかな?
まぁ、そんな事は置いといて、今回照り焼きを作るにあたり、疑問になった事が有るのですわ。
「世間で言うブリの照り焼きのレシピって、正直照り煮だよね?」
とは言え、ワシも普段はフライパンでブリの照り煮みたいなのを照り焼きと言って作ってますが、今回は本物のブリの照り焼きを食いたい!と思い、本格的に炭火で焼き上げましたw
まぁ、こんなレシピを掲載したら「そんなもの一般家庭で作れるか!」と言われそうですが、七輪を使える方か、又はアウトドアとかで作って頂ければと思います(苦笑)
アウトドアでは肉料理を食いたくなっちゃうかなw
でも、下処理とタレは参考になると思いますので宜しくf^^;
材料(2~4人分)
- カロリー:約235Kcal
- 脂肪分:約14.5g
- ブリの切り身=4切れ
- 塩=適量(立て塩用)
- 純米酒=適量(下処理用)
- オクラ=2本(飾用)
- 濃い口しょうゆ=25cc
- 本みりん=25cc
- 純米酒=25cc
- 砂糖=7グラム
照り焼きのタレの材料
今回使用している調味料類
醤油=かめびし 三年醸造醤油
純米酒=岩手 あさ開 純米
本みりん=福来純 三年熟成本みりん
下処理()
- 匂い消しの為、純米酒でブリの切り身を洗い、キッチンペーパーなどで水分を良く拭き取ります。
- 純米酒で洗い水分を拭き取ったら、切り身全体に満遍なく塩を振りかけ15分ほど冷蔵庫で休ませます。
- 15分経過したら冷蔵庫から出し、魚の表面の水分をキッチンペーパーなどで押さえながら良く拭き取ります。
- 魚を休ませている間に調味液の材料「5~8」を全て合わせ、砂糖が完全に溶けるまで良く混ぜ合わせておきます。
これは味付けの為ではなく、浸透圧の効果で水分を抜き味を凝縮させる為と、臭みを取るために行います。
使う塩はサラサラしている焼き塩などがベストです。
ゴシゴシ拭いてしまうと身の繊維が崩れますので、両手で押さえつけるように拭き取ってください。
レシピ(調理時間:)
- 下処理を施したブリの身を調味液に5分程漬け込みます
- ブリの切り身に串を打ちます
- 串を打ったブリを炭火で焼き上げます
- 途中焦げすぎないように何回かかえし、刷毛でタレを塗りながらブリを焼き上げます。
5~6回ほど繰り返せば程良い照りが出てくるかと思いますので、あとは好みの濃度と焼き加減になるように仕上げてください。 - 予め温めておいた皿に焼き上がったブリの照り焼きを盛り、最後に出汁で茹でたオクラを飾りました。
今回手順が逆になってしまい、この後ブリを漬け込んでから再度串を打っていますf^^;
炭を入れ過ぎると火力が強くなり過ぎますので、使用する七輪で加減してください。
ゆっくりじっくりと火を通すのが美味しく焼き上げるコツです。
ここで使っている七輪はいつもの能登産 幅広角 天然珪藻土切り出し七輪で、一寸価格は高いですが、少ない炭火で火力が安定する素晴らしい七輪です。
って、かなり汚れてきたなぁ・・・f^^;
炭火で焼いたブリの照り焼きは、生臭さは全くないばかりか炭火のほのかな香りが付いてとても美味しく仕上がります。
フライパンだと生臭くなりがちなブリの皮ですが、炭火だと香ばしくて身よりも美味しかったりします。
とは言え・・・
前記しました通り、炭火をご家庭で使うってのは一般的ではありませんので、「どうしてもうまいブリ照りが食いたい!」って方限定でお試しくだされf^^;
因みに下処理とタレですが、フライパンで作る時も下処理とこのタレの比率で作れますので、下処理とタレのレシピって事で宜しく!w
ただ一つ。
ここで使用している福来純 三年熟成本みりんですが、普通にスーパーで販売されている「みりん風調味料」とは別物ですので、ご理解くだされ。
一般的な味醂風調味料を使う場合は、コクが全く足りないのでハチミツなどを足せば宜しいかと思います。
ってなわけで・・・
今回はいつにも増して自己満足的な料理レシピをお届けいたしました(苦笑)