サイトアイコン 特選男の料理

数の子入り松前漬けレシピとスルメと昆布の簡単な切り方

前菜
クリスマスも終わって、いよいよ新年に向けて大掃除やらおせち料理やらの準備になりますねぇ。
てなわけで、今回は我が家の正月の定番でもある松前漬けのレシピです。
以前2007年版数の子入り松前漬けレシピや、2010年度版松前漬けレシピにも掲載したのですが、今回は動画も撮ってみたのでついでに文字でも再びってわけでしてw
いつものようにペーパーカッターでスルメと昆布を切っていますので、どれほど簡単で楽に切れるかってのを見て欲しいと思います。
4枚のスルメが10分も掛からずに細く綺麗に切れちゃいますよ♪
ってなわけでレシピです。

数の子入り松前漬けのレシピとスルメと昆布の簡単な切り方

数の子入りの松前漬けの作り方と、ペーパーカッターを使った昆布とスルメの簡単な切り方を動画で撮りました。 4枚のスルメを10分程度で誰でも簡単に細く切る事が出来ます




Youtubeで見る

材料

栄養価(100g中)
  • カロリー:約164Kcal
  • 脂肪分:約1.8g

  1. スルメ=4枚
  2. 昆布(羅臼昆布)=100グラム
  3. ニンジン=150グラム
  4. 数の子=200グラム

タレ

  1. 醤油=100cc
  2. 本みりん=100cc
  3. 純米酒=200cc
  4. 七味唐辛子=小さじ1杯
  5. 柚子表皮=5cm角程度

今回使用している調味料類
昆布=羅臼昆布(粘りが強いのが好みの方はがごめ昆布をご利用ください)
本みりん=福来純 三年熟成 本みりん
純米酒=樽平酒造 住吉 銀
醤油=かめびし 本醸造 こいくち
数の子=くず数の子(形の良い物は使う必要がありません)

下処理(

  1. 数の子は重量の5倍以上の水に漬け、8時間塩抜きをします
    (途中何度か水を入れ替えます)
  2. 塩抜きした数の子の表面の薄皮を、流水で流しながら丁寧に取ります
  3. 薄皮が剥けたら水けを切って食べやすい大きさに切っておきます
  4. ニンジンは2~3mm程度の細さに切っておきます

  1. スルメはエンペラと足を分け、中骨を取っておきます。

  1. 昆布の表面を、純米酒で湿らせたサラシなどで軽く叩きながら湿らせておきます。
    (濡らし過ぎると柔らかくなり過ぎて切り辛くなるので注意)

昆布は絶対に水洗いはしないでください。
昆布の表面の白い粉の様な物は旨味成分ですので、水洗いすると旨みが流れてしまいます。
湿らせた布などで軽く叩くように湿らせてください。

レシピ(調理時間:

  1. 純米酒と本みりんを鍋に入れて中火にし、沸騰したらライターで火をつけてアルコール分を完全に飛ばします。
    これを煮切りと言います。
    火が付かなくなったらアルコールは飛んでいます。凡そ2分程度でアルコールは抜けると思います

  1. 煮切ったみりんと酒の中に醤油を入れて再び1分程煮立たせ、火を止めて冷ましておきます。
    これでタレは完成です。

  1. スルメをペーパーカッターで切ります。
    今回は足は使いませんので、身とエンペラだけ細く切ってください。

  1. 昆布をペーパーカッターで出来るだけ細く切ります。
    スルメと同じぐらいの細さで良いです。

今回使用している昆布は羅臼昆布ですが、粘りが強いのが好みでしたらガゴメ昆布が良いです。
本場北海道松前町の松前漬けは、ガゴメ昆布を使っています。


  1. 切った材料全てを大きめのボウル等に入れ、冷ましたタレを回し入れます

  1. 細かく切った柚子表皮と、七味唐辛子を入れて良く混ぜます

  1. 全てを入れ終えたらよく混ぜ合わせ、冷蔵庫で一晩寝かせれば完成です。
    タレが下に沈みますので、時折全体を良くかき混ぜてください。


柚子の香りで清涼感の有る、美味しい松前漬けが出来上がります。
味付けですが、濃いと感じる方は、煮切った純米酒を足して味を調整してください。
酒好きなら煮切らない純米酒を入れても良いかも?
ってなわけで、皆様良いお年をお迎えください(^0^)/
モバイルバージョンを終了