イギリスパンの作り方(レシピ)
パン
てなわけで、最も基本的であるイギリスパン(食パン)のレシピです。
最近では家庭用のパン焼き器なんて便利な物も有りますが、手捏ねの方が美味しい気がしませんか?(実際にはそんなに変わらないけど…(汗))
まずは機械に頼る前に自分の手でパン生地を捏ねてみましょう!
材料(食パン型 1斤分)
- 強力粉=300g
- 牛乳=50cc
- 水=160cc
- 上白糖=20g
- 塩=4g
- ショートニング=25g
- ドライイースト=6g
栄養価(100グラム中)
- カロリー:約424.058Kcal
- 脂肪分:約9.419g
使用している調味料類
- 強力粉=江別製粉 はるゆたかブレンド
- 牛乳=よつ葉牛乳
- 塩=パハール岩塩
- ショートニング=ショートニング
- ドライイースト=サフ ドライイースト 赤
下処理()
- 強力粉は2回ほど粉篩(こなふるい)で2回奮っておきます。
- 牛乳と水は25~30度程度の温度にしておきます。
冬季などで冷たいようなら、牛乳と水をあわせ、分量の砂糖と塩も入れて軽く火にかけて暖めます。 - ショートニングも室温に戻しておきます。
レシピ(調理時間:)
■ビーディング(5分)- 牛乳と水をあわせ、塩と砂糖を入れ良く溶かします。
- 強力粉の半分の量にドライイーストを入れて満遍なく混ざるよう混ぜ合わせます。
- 1に2を入れ、手でダマが出来ない様に念入りに捏ねます。
5分ぐらい捏ねているとプツプツと気泡が出来てきます。
■ニーディング(30分)
- 3に残りの強力粉を入れ、ボウルの中で一纏まりになるまで捏ねます。
- 纏まったら取り出し、台に叩き付けるように捏ねます。
利き腕の親指・中指・薬指の三本で生地を摘んで台に叩きつけ、叩き付けて伸びたら生地を畳み、再び三本指で摘んで叩きつけるの繰り返し。
この動作を30分ほど繰り返します。
■油脂入れ+ニーディング(20分)
- 5で捏ねた生地に分量のショートニングを入れます。
ショートニングを入れたばかりは生地がバラバラになりますので、まとまるまで良く捏ねて下さい。 - まとまった生地を5と同じ要領で20分以上捏ねます。
■一時発酵(35~40分)
- 捏ねあがったパン生地をボウルなどに入れ、40度Cで40分程発酵させます。
- 40分程して元の2倍ほどの大きさに発酵したらフィンガーテストをします。
発酵したパン生地に指を刺してみて窪んだ所が画像のようにそのまま残っていれば発酵終了。
指の後が戻ってくる場合は発酵不足ですので発酵時間を追加します。
発酵時間を追加してもだめな時は、材料が古い(特にイーストが古い)時です。
このような状態だと、硬くて重い感じの焼き上がりになってしまいます。
逆に指を入れて発酵したパン生地が萎んでしまうのは発酵過剰です。
発酵過剰だと焼きあがりはパサついたパンになります。
■ベンチタイム(30分)
- 発酵したパン生地を軽くガス抜きして2等分に切り分けます
- 切り分けたら表面が滑らかになるように軽く丸めます。
※丸める時は生地をいじり過ぎないように手早く行います。 - 丸めたパン生地を布巾かキャンバス地で覆い、30分室温で休ませます。
※この間にパン型の内側に分量外のバターを塗っておきます
■成型(図の要領で成型します。)
- 生地を麺棒で、縦約15cm、横約10cmに四角く伸ばします。
- 四角く伸ばした生地の両端を真ん中で少し重なる程度に折りたたみます
- たたんだ生地を手前から渦巻状に巻いていきます。
- 生地の巻き終わり部分が下になるようにパン型に入れます。
■2次発酵(40分)
- 軽く表面に霧を吹き、40度Cの温度で約40分発酵させます。
お気付きの方もいるかもしれませんが、上の画像の型、実はパウンド型だったりしますf^^;
パン型が他の物に使用していたので…(汗) - 通常の食パン型であれば、型の高さより少し膨らんだ位で2次発酵は終了です。
■焼き上げ
- オーブンを200度Cで余熱します。(オーブンによるけど15分ぐらい)
- 予熱が終了したら焼き温度200度Cで20分焼けば出来あがり~♪
手捏ねでのパン作りは簡単なのですが時間が掛かりますし労力も要ります。
しかし、苦労した分、パン焼き器では出来ない美味しくモチモチのパンが焼きあがりますよ♪
苦労しても一度は手捏ねで作る価値はあると思います。
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