圧力鍋で作る本格トロトロタンシチューの作り方
メインディッシュ
その辺の手抜き料理や時短レシピなどに比べると時間は掛かりますが、その分本格的で美味しく、しかも健康的なタンシチューに仕上がります。
今回は出来るだけ時間を掛けないように、圧力鍋を使用してデミグラスソースの味に近づけたレシピです。
まぁ、それでも4時間以上掛かりますので、時間が有るときに作ってみてください。かなりお勧めの一品ですYO♪
もっと何日も掛けて本格的に作りたい方は本格ドミグラスソースから作るビーフシチューのレシピを参考にしてくださいね!
何日も時間を掛けられない方はオックステールシチューの作り方をご参照ください。(それでも丸一日掛かりますがf^^;)
材料(3人分)
栄養価(100g中)
- カロリー:約141Kcal
- 脂肪分:約9.1g
-
【具材】
- 牛タン(塊)=500グラム
- にんじん・ジャガイモ・アスパラガス=好きなだけw
- その他、飾り用に生クリーム大匙1杯程度
- 牛筋肉=500グラム
- にんじん=1本
- たまねぎ=1個
- キャベツ=3枚程度
- ホールトマト=1缶(400グラム)
- 青森県産にんにく=3粒
- 無添加の赤ワイン=360cc
- ポートワイン=180cc程度
- フォンドボライユ=270cc(無ければ水270cc)
- 塩・醤油=小さじ半分程度
- コショウ・ナツメグ=適量
【ソース用】
今回使用している調味料
ポートワインはサンデマン ホワイトポート
醤油は島根県出雲の醤油(井上醤油店)井上古式醤油
赤ワインはアルプス あずさワイン 無添加コンコード 720ml
塩はパハール岩塩
※注意 ホールトマトはメーカーによって酸味の度合いがかなり変わりますので、出来るだけ酸味の少ないものを使ってください。
ソルレオーネ ホールトマト缶 400g入りは酸味が少ないのでお勧めです。
レシピ(調理時間: 下処理: / 計:)
- 牛筋肉は適当な大きさに切って表面に焦げ色が付く程度にフライパンで中火で炒めます。
焦げ臭くなるまで炒めてしまうとソースも焦げ臭くなってしまうので、焦げ過ぎないように注意してください。
炒め終わったら圧力鍋に移します。
- 牛筋を炒めたフライパンで、続いて香味野菜を炒めます。
玉葱とニンジンは薄くスライス、キャベツは荒めの千切りにして、軽く焦げ色が付く程度に中火で炒めます。
時間にして凡そ五分程度です。炒め終わったら圧力鍋に移します。
今回はニンジン・玉葱・キャベツを使用していますが、冷蔵庫に余っている野菜で甘みと香りが出るものなら良いと思います。
セロリとかブロッコリーの芯などかな。
- 材料を炒め終わったフライパンにはうまみが残っていますので、分量の赤ワインを注いで木ベラなどでフライパンにこびり付いた旨味をこそげ落としながら圧力鍋に移します。
フライパンが焦げ臭い場合はこの工程は省いて、赤ワインを直接圧力鍋に入れてください。
- 圧力鍋に炒めた牛筋肉・炒めた香味野菜・赤ワイン・フォンドボライユ・ニンニクを入れたら蓋をして中火に掛けます。
画像の白いものは、鶏がらスープの煮凝りで、フォンドボライユの濃いやつだと思ってください(笑)
- 圧力が掛かったら弱火にし、5分ほどしたら火を止めそのまま圧力が抜けるのを待ちます。
圧力が抜けたら再び弱火にし、圧力が掛かったら火を弱め5分で火を止め圧力が抜けるのを待ちます。これをトータル3回繰り返します。
- 圧力を3回掛けると、牛筋肉と野菜はかなり柔らかくなっていると思います。
表面に浮いた脂は出来るだけ取り省き、ミキサーに掛けてペースト状にします。
- ホールトマトもミキサーに掛けてピューレ状にします。
- ピューレ状にしたトマトとスープを圧力鍋に戻し、ポートワイン90cc、塩・コショウ・ナツメグを適量入れ、トロ火で30分ほど木ベラでなべ底が焦げ付かないように注意して煮詰めていきます。
- 牛タンは適当な大きさに切り、両面に軽く塩コショウをして、フライパンで表面にこげ色が付く程度に焼き、焦げ色が付いたら鍋に入れ、ポートワイン90cc、醤油小さじ0.5杯程度を入れ圧力鍋の蓋をして中火にします。
- 圧力が掛かったら火を弱め5分で火を止め圧力が抜けるのを待ちます。
- これをトータル3回繰り返します。
※注意圧力が抜けたら蓋を取り、木ベラでなべ底が焦げていないか確認してください。また、味も時々確認してくださいね!
- 出来上がる頃を見計らって、添え物の野菜をボイルしておきます。
野菜を盛り付け、出来上がったタンシチューを盛り、生クリームを適当にかければ出来上がりです。
パスタやフランスパンなどがよく合います。
今回のタンシチューのソース、自画自賛しますが、かなり美味しく出来ました。
以前ドミグラスソース(デミグラスソース)から4日間掛けて作ったことがありましたが、こっちの方が簡単に出来、その上時間を掛けたドミグラスにも劣らない仕上がりです。
少し時間があるならお勧めのレシピです。
ちなみに今回使用した牛タンは、その辺のスーパーで購入したオーストラリア産の安い牛タンです(笑)
安い牛タンでも美味しく出来ますので、和牛の牛タンならもっと美味しく出来るかも?
ただ、脂が乗り過ぎた牛タンを使用すると、煮込んでいる途中で煮崩れするかもしれません。
ただ、ソースに使う牛筋肉は、出来るだけ質の良い国産和牛の筋肉を使用することをお勧めします。
安い筋肉はいくら煮込んでもコクが出ませんので美味しく出来ないと思います。
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