1. さつまいもの皮は、皮の内側の輪郭部分まで切るように厚めに剥いて3cm程度の厚さに切ります。
   ちょっと勿体無いようですが、この部分は繊維質が多く舌触りが悪くなるので厚めに剥いてください。
   剥いた皮は脂で揚げればおやつになります（笑）
2. クチナシはガーゼで包み中身が出ないように包み口を縛り、麺棒で叩いて割っておきます。
3. 皮を剥いたさつまいもとガーゼで包んだクチナシを鍋に入れて水をひたひたになる程度注ぎ、さつまいもに火が通るまで煮ます。
4. タケ串が通るぐらいまで柔らかくなったらお湯を切り、熱いうちに裏漉しします。
   （当然クチナシは廃棄してくださいね！（笑））
   ちなみにクチナシが無い場合は使わなくても良いです。色を良くするために使用するだけですので。

5. 裏漉ししたら鍋に移し、本みりん、砂糖、甘露煮のシロップを入れて良く混ぜ、弱火にかけて焦げ付かないように木ベラで混ぜながら練り上げます。
   砂糖が溶け、全体に艶が出てくる頃が出来上がりの合図です。
   砂糖が溶けてくると焦げやすくなるので、焦げないように気をつけて練り上げてください。

ちなみに砂糖の分量は今回70グラムですが、さつまいもの甘さで変えてくださいね！
今回のさつまいもは結構甘かったのでこの分量にしていますが、甘さの足りないさつまいもの場合もう少し砂糖は多目で良いです。

6. 餡が出来上がったら栗の甘露煮と合わせれば栗金団の出来上がりです。

栗の甘露煮は市販のものでも良いですが、自家製の甘露煮の方が栗の味もしっかりして美味しく出来ます。
ザックリと栗の甘露煮のレシピも下に書いておきますね！

栗の甘露煮の作り方

【材料】
渋皮を剥いた栗500グラム、三温糖150グラム、麦芽糖（水あめ）50グラム、本みりん50cc、水350cc強、クチナシの実1個
【作り方】
渋皮を剥いた栗を10分ほど中火で茹でてお湯を切り、鍋に栗以外の全ての材料を入れて砂糖が溶けたら栗と殻を割ってガーゼに包んだクチナシを静かに入れ、栗が踊らない程度の火力に調整しながら20分煮たら鍋に蓋をし、そのまま冷まして一日置いたら出来上がりです。
栗金団に使う場合は、最低でも3日ほど煮沸消毒をしたビンなどにシロップごと入れて味をしみ込ませた方が美味しくなります。