イシモチの昆布締め
前菜
因みに・・・
一般的にイシモチと呼ばれている魚ですが、実はニベと言う魚が大半だったりします。
イシモチもニベも見た目も味もほとんど同じなのですが、イシモチの尾びれは凹んでいるのに対し、ニベの尾びれは凸っているのが特徴です。
そして本物のイシモチは個体数が少なく、釣り物でも魚屋さんでも出回っている物の9割以上がニベだったりします。
とまぁ、豆知識はこの位にして・・・
兎に角美味しいので、鮮度の良いイシモチ(ニベ)が手に入った方は是非昆布締めにしてみてください。
かなりお勧めです。
先日三浦の走水へアジ釣りに行ったんですが、アジは大漁だったのはともかく相方が良型のイシモチも釣りまして、そのイシモチが美味しそうだったのと相方がイシモチの刺身を食べた記憶が無いと言うので、「イシモチの刺身は不味くはないけど淡白な味で特徴無いよ」と言うと「じゃ、昆布締めは?」と言い出したので昆布締めにしてみましたw
所が!
昆布締めにしたイシモチの刺身は、ワシが今まで食べてきたイシモチの刺身とは別物の旨さに!
ってなわけで、今回はイシモチの昆布締めのレシピですw
材料(2人分)
- イシモチ=1匹(今回使用したのは33cmのメス)
- 塩=少々(立て塩用)
- 羅臼昆布=25cm程1枚
栄養価(100グラム中)
- カロリー:約93Kcal
- 脂肪分:約0.8g
使用した塩と羅臼昆布
塩=パハール岩塩
羅臼昆布=羅臼昆布 1等級
レシピ(調理時間: 下処理 計)
- イシモチは3枚におろして皮を剥ぎ、血合い骨を毛抜きで抜きます。
- 三枚におろした身の両面に軽く塩を振り、冷蔵庫で10分ほど休ませます。
これは味付けの為ではなく、余計な水分を抜き味を凝縮させる為に行う技法で「立て塩」と言います。 - 冷蔵庫で10分休ませたイシモチの表面に浮き出た水分をキッチンペーパーなどで押さえながら拭き取る
- 日本酒で湿らせたサラシなどで羅臼昆布の表面の汚れを落とす。
- イシモチの身の腹側が昆布に当たる様にして、イシモチの身で昆布を挿みラップで包み、20分ほど冷蔵庫で休ませる。
(通常は昆布で魚を挿みます)
- 20分経過したら薄く削ぎ切りにし、削いだ3枚を重ねて丸めるようにすれば花造りになります
わさび醤油でも美味しいですが、塩とスダチがとても良く合います。
羅臼昆布の上品な香りと旨みがイシモチの身に入り、甘味がありネットリとした食感の美味しい昆布締めに仕上がります。
と言うか、イシモチの昆布締めはかなりお勧め!
この日イシダイも釣ったのですが(と言っても小さいのですがf^^;)イシダイの方が脂が乗って美味しそうだったのですが、味はイシモチの昆布締めの方が数段上でビックリ!
イシダイもかなり美味しかったのですが、その旨さも霞むほどでした。
因みに・・・
一般的にイシモチと呼ばれている魚ですが、実はニベと言う魚が大半だったりします。
イシモチもニベも見た目も味もほとんど同じなのですが、イシモチの尾びれは凹んでいるのに対し、ニベの尾びれは凸っているのが特徴です。
そして本物のイシモチは個体数が少なく、釣り物でも魚屋さんでも出回っている物の9割以上がニベだったりします。
とまぁ、豆知識はこの位にして・・・
兎に角美味しいので、鮮度の良いイシモチ(ニベ)が手に入った方は是非昆布締めにしてみてください。
かなりお勧めです。
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