松茸の土瓶蒸し レシピ

スープ

先日岩手県産の松茸で松茸ご飯を作った時に一緒にこの土瓶蒸しと茶碗蒸しを作り松茸三昧をしたので、今回は松茸の土瓶蒸しのレシピです。
やはり国産の松茸はおいしいですなぁ♪
つうかこの日は岩手にイワナ釣りに行き、持ち帰ったイワナの甘露煮やミズと言う山菜の天婦羅やおひたしなども食卓に並べ、岩手の秋の味覚三昧だったりします(笑)
ま、余談はこの辺りにしてレシピを。。。

材料(3人分

栄養価(100g中)

  • カロリー:約95Kcal
  • 脂肪分:約0.02g

  1. 松茸=大きいもの半分程度(小さいものなら1本)
  2. 八方出汁=360cc

レシピ(調理時間: 下処理: / 計:

八方出汁を作る

  1. 今回は八方出汁を作ります。

八方出汁の作り方は松茸の茶碗蒸しレシピ中の「3」~「6」と同じです。
せっかく国産松茸を使うのですから、市販の顆粒出汁や液体出汁を使っちゃ元も子もないですからな(笑)
昆布出汁の作り方は松茸ご飯のレシピ前半に掲載してますので参照してください。
最終的に360cc程度使いますので、昆布出汁を500cc弱鍋に入れて弱火にし、70度程度になったら鰹節を入れます。
今回使っている鰹節は鹿児島県産 本枯れ節 雄節 雌節を半々で削り、合わせて35グラム使用しています。


削り節を入れたら70度から75度をキープして15分間煮出した後、サラシを敷いたザルの上に静かにあけて漉します。
サラシに残ったカスは絶対に絞らないでくださいね!エグミとカツオ臭さが出ちゃいますので。
漉した出汁を鍋に戻し、うすくち醤油・本みりん・純米酒を入れて軽くひと煮立ちさせれば八方出汁は完成です。

松茸の下処理

松茸ご飯の時と同じです。

  1. 松茸は固く絞った布巾で表面の汚れを軽くなでるように拭き取り、表面の汚れが取れたら、石突(画像の赤矢印の部分)を鉛筆を削る感じで砂の付いた硬い部分を良く切れる包丁で薄くそぎ落とします。
    絶対に水洗いしないでください。水洗いしてしまうと香りが飛んでしまいます。

  1. 下処理をした松茸を軽く炭火で炙ります。
    炭火で軽く炙る事で生の松茸を蒸すよりも香りが立つようになります。

ガスで炙るなら生のままの方が良いです。
ちなみに使用している七輪は、
能登産 幅広角七輪 天然珪藻土切り出し七輪で、少しの炭でも火力が全体に回るので非常に使いやすく、ソコソコ大きいのに軽いので非常に重宝します。

松茸の土瓶蒸しを作る

通常の土瓶蒸しには海老や他の食材も入れるのですが、今回は純粋に松茸だけを楽しみたかったので松茸しか入れてません(笑)
しかも大きい物を購入したので、笠の部分だけを使用しています。
って、なんだかシイタケみたいに見えるな(笑)
笠の部分だけを使用しているので包丁で切っていますが、小さいものなら手で裂いたほうが香りが立ちます。
また、具材は好みで海老や鶏肉等を入れても良いと思います。
松茸は旨み成分が少ないのでそれらの食材で旨みを出すのも良いです。


  1. 松茸を土瓶に入れたら八方出汁を器の8割程度まで注ぎ蓋をして蒸し上げます。
    器なのですが、ワシの家には純粋なる土瓶と言う物が無いのでティーポットに入れて蒸しましたf^^;
  2. 蒸し器に入れたら20分程蒸し上げれば出来上がりです。

隣にあるのは松茸の茶碗蒸しです。


出来上がったらお猪口などで少しずつ飲むのが粋なのですが、昨年の引越しでワシの陶芸作品のお猪口がどこに行ったか見当たらず・・・(汗)
湯飲みで飲みました(笑)
この湯飲みは相方の父上作。
って器の事などどうでも良いですなf^^;
で、松茸オンリーで作った土瓶蒸しは、そりゃぁかなり香りが良くて美味かったですよ♪
「香り松茸、味シメジ」と言われる様に松茸には旨み成分が少ないので、松茸の香りを生かすように昆布と本枯れ節の出汁で味を補うように作れば、海老や鶏肉を入れなくても美味く仕上がります。
年に一度ぐらいは贅沢しても良いよねぇ~
ここ数ヶ月、徹夜続きで仕事がんばったので…f^^;

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