クリスマスディナーレシピ特集

今年も残す所1か月と少し。また歳を食ってしまいますなぁ(汗)
日本の食卓も、正月のおせち料理から始まり、後は残す所クリスマスと大晦日ぐらいでしょうか。(他に何かあったっけ?f^^;)
最近では日本国内でもハロウィンでインスタ映えを狙った変わった料理つくったり、感謝祭でローストターキー作ったりと、異国の文化を楽しむようになりましたよね!
オヂサンついて行けません(滝汗)
しかしまぁ、楽しい事が増えるってのは良い事だと思います。

そしてこの時期になると毎年悩むのがクリスマスディナー。
多分今年もワシが作ることになると思うのですが(貧乏だからクリスマスに高級レストランに行けないのでf^^;)今年は何を作るか今から悩んでおります。
その結果プチ失敗したのが先日のフィレ・ド・ブーフ・アン・クルート(牛肉のパイ包み焼き)なのですがf^^;

てなわけで、今回は今までワシが作ってきたクリスマスっぽい料理を、前菜からデザートまでまとめてみようと思います。
それを見ながら今年のクリスマスディナーを考えようかとw
ついでではありますが、皆様のお役に立てれば幸いに思います。

まずは前菜から

クリスマス色のアスピック(彩野菜のゼリー寄せ)

これは2017年に作ったクリスマス色のアスピック(彩野菜のゼリー寄せ)です。
クリスマスディナーの前菜として彩を考えて作ったので、まぁ、そのままクリスマスディナーの前菜としては合格ですねw
自家製のアジのコンフィを使っていますが、かわりにアンチョビを使えば一般のご家庭でも出来ちゃいます。
アジのコンフィ作ってないので今年はこれをアンチョビで作ってみるかな。

メジナのカルパッチョ バルサミコ酢とアスパラガスのソース

これは自分で釣ったメジナを使ったメジナのカルパッチョ バルサミコ酢とアスパラガスのソースですが、彩も良いので違う魚を使って少量作れば前菜としてよいと思います。
このソースに合う魚は、勿論寒メジナは合いますが、一般的な魚屋さんで手に入る冬が旬のヒラメやキンメダイが手に入れば言う事なし!
その他冬が旬の魚で言うとホウボウやウマヅラハギ、産卵直前で旬からズレますがスズキなどにも良く合います。

メジナのケッパーロール

これも自分で釣ったメジナで作ったメジナのケッパーロールですが・・・
普通のご家庭でメジナなんて買う方はそうそういないと思いますので、カルパッチョと同じくヒラメや金目鯛等で作られては如何かと思います。
前菜と言うよりはオードブルなんですが、この手の物が有ると口直しには良いかと思います。
何せ作るのも簡単ですしw
因みにこれ、2012年9月放送のいきなり黄金伝説で紹介されてたりしますw(って自慢かい!)

しかしこうして改めて自分が作った物をみると、前菜ってあまり掲載してなかった事に気付きましたわ。
今後はもう少しバランスよくレシピ掲載してみましょうかね。

続いてスープから

ノーザンルビーのヴィシソワーズ

これはノーザンルビーと言う品種のピンクのジャガイモで作ったノーザンルビーのヴィシソワーズです。
普通のジャガイモより甘味があり、舌触りもとてもクリーミーだった記憶があります。
何より色が綺麗なので、クリスマスディナーのスープとしてはとても良いのではないでしょうか?

安納芋のヴィシソワーズ

たいしてこちらは黄色が綺麗な安納芋のヴィシソワーズ
2016年のクリスマスに作った物です。
冷製スープとしてはかなり美味しい出来でしたので超お勧め!
勿論暖かくしても美味しいので、召し上がる方のお好みでどうぞ!

ストラッチャテッラ

こちらはストラッチャテッラと言うスープで、イタリアのかき卵スープです。
これを作った時は雉のブロード(雉ガラのフォン)をつくり、そこから仕上げていますが、一般家庭では現実的ではないと思いますので、普通に無添加コンソメや無添加鶏ガラスープ等を利用すれば簡単に出来上がります。

カボチャのポタージュ

寒いですからカボチャのポタージュなんてのも良いかもしれませんね!
黄色い色って意外と映える物です。
ただ、この手のポタージュは量を多くしてしまうと後の料理が入らないって事になるので、小さいカップでお出しすると良いかも?

いよいよメインディッシュ

ローストターキー

クリスマスのメインディッシュと聞いて一番先に頭をよぎるのは、やはりローストターキーでしょうか?
アメリカ映画とかでもたまに見かけますよね!
「クリスマスでターキーを切り分けるのはお父さんの役目!」
なんて。
ご家族でローストターキーを囲み、お父さんの威厳を見せるなんてのも良いのではないでしょうか。
まぁ、作るのはお母さんだったりするのでしょうけどねw
美味しく焼き上げるコツなども掲載していますので、今年ローストターキーを作る方は是非ご覧になってみてください。

ローストチキン

日本ではローストターキーよりもローストチキンの方が馴染みが深いでしょうか?
聞いた話ですがアメリカ人から見ると「チキンを焼くなんてみすぼらしい!」とか・・・
日本でローストチキンが広まったのは一説によると戦後間もない頃、日本ではターキー(七面鳥)が入手困難であり、在日していたアメリカ人がクリスマスに何とか豪華に見えるディナーをと考え日本で入手可能な鶏で丸焼きを作ったのが広まったとか。
まぁ見れば美味しければどちらでも良いジャン!って思いますがw
こちらのレシピも、ジューシーで美味しく焼き上げるコツや、縛り方なども掲載しています。
因みにこちらのレシピで使っている鶏は、静岡県産の「美味鶏」と言う鶏で、近所のスーパーに売ってたやつです。

地鶏を使ったローストチキンも捨てがたいです
名古屋コーチンのローストチキンレシピ
薩摩地鶏のローストチキンレシピ
ワシは地鶏のローストチキンの方がターキーより美味しいと思いますが、好みかな?

ローストスモークチキン

丸鶏はちょっと・・・と言う方は、チキンレッグを使ったローストスモークチキンなんてのは如何でしょう?
4人以上のご家庭ならいざ知らず、2人、3人でしたらチキンレッグを使ったこのレシピはおススメです。
何より、ローストチキンよりも美味しい!とワシは思います。
まぁ、鶏肉で一番美味しい所はやはりモモ肉ですからね♪
丸鶏には当然モモ肉は2本しかありませんので、モモの取り合いをするぐらいなら、モモ肉を人数分買って作った方が円満に収まります(笑)

本格ローストビーフ

やはりクリスマスの王道と言ったらローストビーフでしょうかねぇ?
こちらのレシピはオーブンを使った本格派のレシピですが、初めての方にはチョット敷居が高いかもしれません。
オーブンに入れて焼く時にLCD オーブンデジタル温度計を肉に刺して焼き、肉の中心温度が53度(レア)~57度(ミディアム)で焼き終えると良いです。

湯煎で作るローストビーフ

こちらは比較的簡単に作れる湯煎で作るローストビーフのレシピです。
オーブンで作るよりも失敗が少ないと思いますし、「美味しく出来た!」とのメールも何通も頂いております。

注意点としましては、肉を入れる袋は耐熱温度100度以上の物を使うと言う事と、お湯の温度は絶対に70度以上に上げない事です。
肉の大きさと厚みで湯煎時間は若干変わりますが、大きな失敗は無いと思います。

一番楽なのは水温制御サーキュレーターを利用する事です。

その他こちらは湯煎で作るローストビーフと柚子ソースのレシピ
こちらは湯煎で作るローストビーフ バルサミコ酢ソースです。

牛肉のパイ包み焼き

見た目としては、牛肉のパイ包み焼きも捨てがたいですねぇ。
出来上がったパイ包み焼きをその場で切り分けてってのもクリスマスっぽくて良いと思います。
ただ、これを作る時は使う肉は選んだ方が良いです。
と言うのも、安い肉では美味しく出来ないって事です。
冒頭で記したフィレ・ド・ブーフ・アン・クルートは、国産でしたが無銘柄の交雑牛を使ったのですが、「牛臭さ」もパイ生地の中に閉じ込められてしまうと言う結果になってしまったのです。
それに引き換え神戸牛で作った物は、それはそれはとても美味しい出来上がりでしたので、せっかくのクリスマスですのでチョット奮発してブランド牛を使う事をお勧めします。
ってこの神戸牛、実は本山デンタルオフィスの院長先生からの頂き物だったりするのですがf^^;

牛ロースのコンフィ

塊肉と美味しさ、そして見た目の豪華さで言ったら牛ロースのコンフィも捨てがたいです。
この肉は普通に近所のスーパーで購入した静岡産の交雑牛ロースブロック肉なのですが、下処理時にコーヒーやその他香辛料を入れたマリネ液が功を奏したのか、メチャクチャおいしい牛コンフィに仕上がりました。
コイツは炊飯器で簡単に出来ますので、かなりお勧めのレシピです。

鴨のコンフィ晩白柚ソース

こちらはちょっとオシャレにフレンチ。
鴨のコンフィ晩白柚ソースです。お二人様用かなw
と言うか大人数分を一度に作るのは仕上げが大変なのでw
仕込みに時間は掛かりますが、柔らかくとても美味しいコンフィに仕上がります。
ソースは熊本特産の晩白柚と言う柑橘類を使用しています。
実はこの晩白柚、熊本のカウンセラー香月先生の旦那さんに頂いた物だったりします。
って、頂き物ばかりだな(汗)
とても香りが良く美味しいソースに仕上がりますので、手に入る方はこのソースだけでもお試しを♪

鴨のコンフィオレンジソース フォアグラ添え

こちらは昨年のクリスマスに作った鴨のコンフィオレンジソース フォアグラ添えになります。
前出の鴨のコンフィとの違いは、炊飯器でコンフィした楽々調理ですw
鳥肉に良く合うオレンジソースはさることながら、「炊飯器でこんなに簡単に本格フレンチが美味しく作れるんだ!」と感動すると思いますw
まぁ、世間で炊飯器調理ってのが流行った頃はバカにしていたのですが、今では炊飯器調理を考えた方に足を向けて寝られませんf^^;

ラムラックのローストとマデラワインとバルサミコ酢のソース

ラム肉が苦手で無いのでしたら、ラムラックのローストとマデラワインとバルサミコ酢のソースもお勧めです。
フレンチラムラックって言うのは骨付きラム肉の塊で、それを塊のまま豪快に焼いてスモークしたレシピなのですが、やはり塊肉を切り分けるってのはチョットしたイベントになるので良いと思いますよ♪
一人2本として4人家族分、もっと大人数なら一人1本ずつにして他の料理も作れば良いですし。
ラム肉特有の臭みもスモークで中和され美味しく仕上がります。

黒豚ロースの塩釜焼き

こいつも本山デンタルオフィスの院長先生からの頂いた黒豚ロースを使った黒豚ロースの塩釜焼きのレシピです。
小さいお子さんがいるご家庭で、焼き上がった塩釜焼きをお子さんに割ってもらうってのも楽しいと思いますね!
盛り付けはイタリアン風のジェノベーゼソースなのですが、小さい頃からちゃんとした食べ物を食べさせるってのは良い事だと思います。
世間で言う食育ってやつですかね♪
かく言う私の家は裕福ではありませんでしたが、食べる物だけはちゃんとした物を食べさせてもらってたと両親に感謝しております。
こんな大人に育ってしまったので両親は悲しんでいるかもしれませんけどね(苦笑)

最後にデザート

ザッハートルテ

いわずと知れたかの有名ホテルザッハーの洋菓子店で作られるチョコレートケーキ。
それを模した
ザッハートルテのレシピになります。
まぁ、散々食い倒した後にこれはちょっと重いかなf^^;
クリスマスと言えば「ブッシュドノエル」なのですが、ブッシュドノエルは何時も相方が作っているのでレシピないんですよねぇ(汗)
今度ヤツが作っている時に撮影してレシピ載せますねw

その他チョコレートケーキのレシピで宜しければ本格ザッハトルテ風チョコレートケーキのレシピってのも有ります。
こっちの方が美味しいかな。

洋ナシのコンポート

クリスマスの時期でしたら果物を使ったデザートで洋ナシのコンポートなんてのは如何でしょう?
洋ナシのコンポートは、白ワインとシナモンを使ったレシピが多いですが、こちらは赤ワインとバニラビーンズを使ったレシピになります。
赤ワインを使った方が彩もきれいですし、そして何より豊潤で風味豊かな仕上がりになります。

洋ナシ以外にリンゴを使ったコンポートレシピなんてのも如何でしょう。
洋ナシよりも爽やかな仕上がりになります。

赤と白のジュレを添えた梨のコンポート

こちらは白ワインでコンポートしてジュレを彩った赤と白のジュレを添えた梨のコンポートのレシピ
この時は夏でしたので普通の梨を使っていますが、当然クリスマスの時期には洋ナシ(ラフランスなど)を使って作ってください。
コンポートで使用したワインをそのまま赤と白のジュレにして飾れば、クリスマスっぽいデザートになりますよ♪
しかもメッチャ美味しいのでお勧めです。

柿のムース柚子ジュレ添え

こちらは2018/11/29作で出来立てホヤホヤの柿のムース柚子ジュレ添えです。
実はこれ、本山デンタルオフィスの院長先生に
「完熟次郎柿に合うソース、リキュール類で何か良いのない?」とのご質問に試行錯誤した結果・・・
ワシの腕では柿に合うリキュール類を見つけ出せず、苦肉の策でムース仕立てにして柚子のジュレをソース代わりに使った物でしてf^^;
単純に冬が旬の素材でと言う思い付きで作ったのですが、それがドンピシャ!
次郎柿の自然で優しい甘みと香りに、柚子ジュレの甘酸っぱさと香りがかなり良く合う一品になりました。
見た目も結構オシャレにしたつもりですが・・・
こんな感じのデザートをクリスマスにも如何なものでしょうか?

丼プリン

最後に、お子様がいるご家庭でしたら丼プリンってのも面白いかと思いますね!
美味しいし見た目にインパクトあるし、お子様にウケること間違いないですw


って、ざっくりと書くつもりだったのに、かなり長くなっちゃいましたねf^^;
この料理サイト作ってから、もう16年も経ちましたからねぇ・・・
って言うか、そんなに経ったんですな。そりゃぁヂヂィにもなるわな(汗)

まぁ、今回は16年の集大成って事で、、、
って、こうしてみると余計に今年のクリスマスは何を作ろうか、マジで悩むわぁ~

最後までご覧になってくださった方々、こんなヂヂィにお付き合いくださりありがとうございますm(__)m
少しはお役に立てれば良いのですが・・・

ってなわけで、これからも色々な料理を作っていきたいと思います。
なので今後ともヨロシクです( `・∀・´)ノ

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